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『慶余年2(けいよねん2/続編)』の29・30話:ネタバレ・あらすじ

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『慶余年けいよねん2(2季/続編)』の29話・30話のネタバレ・あらすじを書いています。

内庫の赤字補填問題を庫債というアイディアで切り抜けた范閑でした。

范閑の帰りを待って慶帝が開催する菊花大会では、また何か起こりそうな不穏な流れを感じますね。

では気になる『慶余年2(2季/続編)』の29話・30話のネタバレ・あらすじです。

『慶余年2(2季/続編)』の29話:ネタバレ・あらすじ

范閑は手に菊の鉢を抱え、宮典に従って二つの山の間に建つ懸空廟(けんくうびょう)へ向かった。

そこへ至る唯一の道は山肌に沿って築かれた石段で、曲がりくねりながら山頂へと続いている。

范閑たちはほどなくして山頂へと登り切り、目前に懸空廟が姿を現した。

その時、長い列をなす一群の工匠が鎖につながれ、ゆっくりと山を下りてくるのと出くわす。

彼らは懸空廟の修築に従事していた者たちで、菊花大会の間は一切の雑人を山上に残すことが許されないため、手足を鉄鎖で縛られたまま麓へと追いやられていた。

宮典は、彼らは帝の安危に関わるため二度と家族と会うことは許されず、大会が終わるまでは閉じ込められるのだと説明した。

やがて、慶帝が特別に指定した一鉢の菊を、范閑は命じられた位置に置かされる。

すべて終えて去ろうとした矢先、屋根の上で人の足音がした。

范閑は飛び上がって追ったが、人影は見つからず、宮典と共に怪訝な顔をする。

屋根の上から山下の景色を望んだ范閑は、思わず感嘆の声を漏らした。

三年前の菊花大会に参加できなかったことを惜しく思うほどだ。

しかし突然、体内の真気が乱れ、危うく倒れかける。

宮典は慌てて支え、師に診てもらうべきだと勧めるが、范閑は「自分に師はおらず、独学だ」と嘘をつく。

宮典は容易に信じようとはしなかった。

一方その頃、范思轍は北斉へ旅立つ前に両親へ別れを告げ、父・范建と牌九を打つ。

范建は惜別の情を隠すように大金を賭けて引き止めるが、范思轍は技量で勝ちを重ねた。

やがて林婉児も卓につき、病弱ながら磨いた腕で范思轍と互角に戦い、感嘆させる。

最後は、北斉に行きたいという弟の心を察した林婉児が勝負を決める。

范思轍は家族に別れを告げて振り返らずに去っていく。

菊花大会の日、范閑は馬車に乗って懸空廟へ向かっていた。

道中で京都守備・葉重(葉霊児の父)と出会い、軽く手合わせをした後、彼から慶帝の護衛を託される范閑。

葉重は、頂上の懸空廟に入る事はできないからだ。

葉重は内庫の赤字を補うためのしわくちゃの銀票まで差し出すが、笑って范閑は受け取らない。

やがて皇子たち――大皇子・李承儒、皇太子、二皇子、三皇子・李承平――も石段を登り、途中、二皇子が皇太子を崖から突き落とすふりをして肝を冷やさせる場面もあった。

慶帝と皇子たちが揃い、宴が始まろうとした時、突如濃煙が立ち込める。

范閑は即座に崖を駆け上がって火元へ急行し、葉重が禁軍を率いて消火にあたる。

王启年は現場に火折子(ひおりこ)を見つけ、放火だと察した。

范閑は危険を予知し慶帝に宴会の中止を申し出るが、慶帝は范閑を「些細な火に大騒ぎするな」と叱責する。

范閑は「命を懸けてお守りする」と誓い、皇子たちもそれに倣って忠誠を示した。

「今日はめでたい日だ、花を愛で酒を飲もう!」と慶帝が会の開催の声を上げた。

やがて会が始まり杯を交わす場で、突如として一人の侍衛が刃を抜いて慶帝に飛び襲いかかる!!

場は大混乱し、皇太子が転倒した。

そして第二の刺客・太監も盆の下の隠し持った刃を手に慶帝に近づいていた。

さらには、白衣の刺客が天から舞い降りて、慶帝を狙う。

范閑と大皇子は慌てて飛び出し、賊と渡り合う。

剣や毒で対抗する范閑だが、白衣の刺客は強い。

范閑は三皇子・李承平を突き飛ばして庇い、慶帝の身辺にいた太監までもが刃を向けるが、すでに絶命していた。

白衣の刺客は形勢不利と見るや退却する。

慶帝は白衣の刺客が大宗師・四顧剣(スーグージエン)【東夷城を守る強大な武術家】の弟だと言い、范閑に追撃を命じる。

范閑は執拗に追い、二人は山頂から花海へ、さらに塔林へと戦いを繰り広げた。

塔林で向かうあう二人。

范閑は相手にどこか見覚えがあると感じ、「京都に潜んでいたのではないか?」と問いかける。

だが、白衣の男はただ笑って答えなかった。

『慶余年2(2季/続編)』の30話:ネタバレ・あらすじ

白衣の剣客は大宗師・四顧剣の弟であり、その武功はすでに九品に達していた。

范閑は必死に抗い、鑑査院三処の師兄たちから贈られた三本の弩矢、三つの毒煙壺、そして銀針まで使い果たしてようやく互角に持ち込むが、手元に残ったのは小さな匕首一本だけだった。

范閑は血戦を覚悟し、塔林にて白衣剣客と再び激しく戦う。

二人は一歩も譲らず、激闘は果てしなく続いた。

しかし范閑の体内の真気は乱れ、次第に力を失っていく。

一方の白衣剣客は戦うほどに勢いを増し、剣を繰り出すたびに范閑を追い詰める。

范閑は必死に避けるも、体力が尽きて次々と斬り傷を負い、ついには剣が石塔に深々と突き立った。

白衣剣客は長い匕首を取り出しとどめを刺そうとするが、范閑の異変に気づき慌てて手を止めた時には遅く、毒を塗った刃がすでに范閑の胸を貫いていた。

范閑は血を吐いて倒れ、意識を失った。

瀕死の范閑は宮中に運ばれ、慶帝は李太医に治療を命じる。

李太医はかつて范府を訪れた際、すでに范閑の内息が逆流していることを察していた。

この戦いにより范閑の真気は完全に消え、さらに白衣剣客の毒刃に侵されている。

いずれか一つだけでも命取りなのに、三重の致命傷を負った范閑を前に、李太医は手の施しようがなかった。

唯一の望みは、同じ真気を持つ者が内力を分け与えて経脈を繋ぐことだが、与えたその者は内力を失うことになる、と李太医は慶帝に告げた。

慶帝は激怒し、李太医に「見つけなければ共に葬られるぞ」と迫った。

李太医が去ると、慶帝は迷った挙げ句、范閑の手を握る。

するとその瞬間范閑は一瞬、意識を取り戻した。

そしてこのあとは范閑の運命を天に委ねた。

かつて葉軽眉が神庙から持ち出した二冊の武学秘本は、苦荷と慶帝に渡され、それぞれが大宗師へと至った。

だが慶帝はその事実を隠し、自らの覇道の真気を范閑のために差し出そうとはしなかった。

朦朧とした意識の中で范閑は「若若を呼べ」と呟き、慶帝はすぐに人を遣わす。

林婉児が范若若を連れて宮中へ駆けつけた。范若若は針灸で范閑を目覚めさせようと試みるが、李太医はその未熟さを案じて反対する。

しかし林婉児は「命が第一」と制止を振り切らせ、若若に治療を託した。

彼女の懸命な施術の末、范閑はついに意識を取り戻す。

范閑は鑑査院三処の冷師兄を呼んで解毒させるよう命じ、陳院長はすぐに彼を宮へ送り込む。

言氷雲は院の巻宗を調べるが白衣剣客の記録はなく、院内に内通者がいるのではと疑う。

陳院長は捜査を続けさせた。

実は白衣剣客の正体は、常に面を着けていた「影子」であった。

陳院長が懸空廟での襲撃を仕組んだのは、范閑を試し、慶帝の信頼を勝ち取らせるためだった。

だが范閑の真気が突然乱れ、影子が止める間もなく深手を負わせてしまったのだ。

冷師兄は范閑の体を診、刃に塗られていたのが東夷城特有の「硝石毒」であると見抜き、内服と外敷の両方で解毒を試みた。

だが毒はすでに肺腑に達しており、唯一の方法は「開刀」――手術による除去しかない。

李太医はその術を聞いたこともなく困惑するが、范閑范自らの指揮でが自分が執刀するしかない、と若若は伝えた。

范閑は冷師兄と李太医に場を消毒させ、麻酔薬が使えないため少量の迷薬を飲んで意識を保ちながら、自ら指揮を執って手術を始めさせた。

范若若は初めての執刀に手が人間の皮の厚さがわからず、刀を下せないでいたが、その時慶帝が到着し、ためらいなく刀を入れた。

外では大皇子、皇太子、宜貴嬪、三皇子らが固唾を飲んで待つ。

范家では、范建が心労で声も出なくなり、柳如玉に励まされる。

手術中、范閑は迷薬の影響で泣いたり笑ったりと錯乱し、慶帝を見ると「先生!」と叫んで周囲を唖然とさせた。

やがて毒を取り除き、若若が縫合を終えると、手術は成功に終わった。

范閑は九死に一生を得、林婉児は涙を流して喜び、若若は震える手で胸を撫で下ろした。

李太医はこの医術を広めたいと願い、范閑の目覚めを待たずに去った。

范建は范閑の命が繋がったことを知り、ようやく安堵の息を漏らす。

夜が明け、若若と林婉児が休むと陳院長が范閑を訪ねた。

范閑はちょうど目覚めた。

范閑は真気を失い経脈は乱れていて、院長は「苦荷の秘法・天一道心法」しか再起の道はないと告げる。

しかしそれが、門外不出の術であると知り、范閑は落胆する。

陳院長はまた、懸空廟の三人の刺客の正体を洗い出した。

侍衛は胡人戦の敗残兵で、宮に入り込んでいた。

太監は葉軽眉の死後に殺された王族の末裔で、仇討ちのため三年前から匕首を隠していた。

そして白衣剣客は、一族を滅ぼされた四顧剣の弟。

三人に繋がりはなく、同日に動いたのは偶然に過ぎないという。

だが范閑は、この懸空廟での襲撃そのものが陳院長の仕組んだ策略であり、白衣剣客が影子だったことを突き止める。

陳院長も認め、「范閑の真気の乱れは誤算だった」と釈明し、影子の正体を慶帝に明かさぬよう諭す。

さらに懸空廟の火事は慶帝の指示であり、宮典は護衛失敗の罪で定州へ左遷された。

葉重は宮典のため八度も奏折を上奏したが、彼もまた追放される。

范閑は愕然とし、すべてが慶帝の仕組んだ陰謀――葉家を京から排除するための策であったことを知るのだった。

続きはこちら。

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先回までのネタバレ・あらすじ

36話(最終回)

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キャスト紹介

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板前魂
ふーみー
中国・韓国ドラマを日々の生きがいにしています。韓国ドラマは冬のソナタから、中国ドラマは永遠の桃花から、ハマっています。おすすめのドラマ・映画や俳優さんを紹介していきます。
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