『慶余年２（庆余年2/続編）』の７話・８話のネタバレ・あらすじを書いています。
慶帝に長公主と二皇子が北斉との密輸取引に関わっていると訴えるも退けられた范閑。
７話からは范閑が監査院に戻り、証拠を集めるための作戦を開始していきます。
では『慶余年２（庆余年2/続編）』の７話のネタバレあらすじです。
『慶余年２（庆余年2/続編）』の７話：ネタバレ・あらすじ
引用元：慶余年Baidu百科
皇太子は皇后に会いに行く。
皇太子は実の母の姿を描いていた絵を皇后に見つけられ叱責される。
そこで、史家村を襲ったのは二皇子だが、焼き払ったのは皇太子であることが判明する。
焼き払ったのは、范閑が二皇子を憎んで皇太子側につくことを狙ったものだった。
范閑が「北斉の錦衣衛が慶国と密輸取引をしており、その手引をしているのは長公主・李雲睿と二皇子だ！」と命がけで訴えたにもかかわらず、証拠がないとつっぱねた皇帝。
范閑は皇帝が二皇子を守るので、打つ手はないと自身の無力さを知り、イライラしながら母の建てた碑を磨いている。
そこに陳院長が現れ、第二の史家村がうまれないために提司の仕事をやれと、鑑査院の札を投げた。
お前は母と同じ道を歩むという陳院長。
それを信じ、亡くなった者のため正義を求める、と真の敵を暴く決意をするする范閑だった。
そこに范閑の父が現れる。
都に戻ったのに陛下と陳院長のもとを訪れ、家に帰らないとは礼に反する、と怒る父だった。
そして父も１人で二皇子に挑まないよう注意する。
家に帰ると范若若が兄を迎える。
范若若はこのところ、意欲的に医術を学んでいた。
兄の帰還を喜ぶ若若を前に、靖王の世子・李弘成との婚約話が范閑の心に重い。
そして、父と義母の待つなか、弟の范思轍も現れる。
引用元：慶余年Baidu百科
そして抱月楼の一件を両親に明かす。
二皇子の策略にハマった思轍の身を案じ、彼を北斉に送ることにする范閑。
それはただ逃げるだけではなく、北斉での経済の基盤を作るためだった。
范閑は「北斉の地に残した郭保坤と協力するように」と、思轍に言う。
長公主・李雲睿と二皇子が北斉と密輸取引をしているという証拠を見つけるための布石である。
父も思轍のことを初めて認め、思轍も決意して北斉に向かう。
そして夜になり林婉児の元を訪れる范閑。
しかし林婉児は、文を葉霊児に託し会わずに隠れてしまう。
なぜなら今は、范閑にとって大事な局面でそちらを優先すべきという林婉児の気遣いであった。
「会ったら離れたくなくなる」という婉児に「うらやましい」と答える葉霊児。
葉霊児の二皇子・李弘成との婚姻の準備はすでに始まっていたのだ。
『慶余年２（庆余年2/続編）』の８話：ネタバレ・あらすじ
引用元：庆余年第二季weibo
言冰雲(イエン・ビンユン)は、牢獄にいる父を訪ねていた。
父、言若海(イェン・ルオハイ)は諜報活動を統括する四処主務である。
言若海は今回、息子である冰雲が范閑の偽装死に関わったことを責めるが、冰雲は「陛下を欺く結果となったとしても国のためにやった」と言い張る。
しかし内心では息子の働きを認めている言若海は、冰雲に范閑と力をあわせ、そして自分の心の判断に従うのだ、と諭す。
大慶監査院の第一処にともに来た范閑と冰雲、そして王啓年。
陳院長から第一処を任された范閑の初出勤である。
一処は役人を管理監査する部署であった。
一処に着いてみると高級な云梦魚がこれまた貴重な氷のなかに包まれ置いてあった。
そして詰め所に行ってみると、役人たちは誰もが麻雀に講じていた。
ただ１人黙々と作業していた郭主簿に、理由を聞くことにする范閑。
云梦魚の差し入れはもとより一処には様々な貢物が集まってきているのだった。
スムーズに作業するため役人どうし助け合っている、という名分であるが、これは明らかに賄賂のようなものである。
検べに手心を加えてほしいという日頃からの差し入れなのだ。
たるみきった役人たちに、一処の存在意義は「朝廷の浄化と民の平和の維持だ！！」と檄を飛ばす范閑である。
范閑は、「今後一切の貢物を禁止する」と断言すると「云梦魚を差し入れた作物検査局を封鎖せよ！」と命じた。
動揺する部下たちに、冰雲の冷酷さを訴え彼に従い作物検査局の封鎖に向かわせる。
そして自らは観客が必要だ、と二皇子のもとに向かう。
引用元：慶余年Baidu百科
そして云梦魚をえさに、彼を作物検査局に連れていく。
作物検査局の長である戴公公は封鎖されたことを怒るも、皇居への野菜の供給が遅れでもしたら貴妃からの苦情ですぐに封鎖は解除されるだろうと見込む。
監査院がもっとたかるために、こんな暴挙に出たのかと思う戴公公だった。
二皇子までお出ましと聞き、作物検査局に向かうあわてて戴公公。
戴公公が、王啓年に連れられ作物検査局に着くと、そこには范閑ら一処のメンバーと二皇子がいた。
そこで范閑は、戴公公に云梦魚がほしいという二皇子の支払いをする。
そして台帳を出し記入させる范閑。
その後、「北斎との戦のあと国の台所が厳しい今、作物検査局も貢献すべき！」と話す。
そして「この台帳を調べれば、作物検査局が横領してるかわかるんだ」と脅す。
「苦労を分かち合え」という范閑に慌てた戴公公は、内密に話そうと范閑に小声で囁く。
そしてその場で追記があると封筒を手渡した。
范閑はその場で封筒を開ける。
なかには三千両の銀票が入っていた。
范閑はみんなが見ているなかで、それを懐に入れる。
すると范閑は急に態度を変え、「作物検査局も買い出しが大変だな～」と言い出し、誤解だったと封鎖を解きメンバーを撤収させた。
それを見ていた二皇子、冰雲、郭主簿は呆れた様子でその場をあとにする。
范閑と街を歩く冰雲。
「何をしたのかわかっているのか？」と憮然と聞く冰雲。
「わかってるさ、賄賂を受けとったのさ」と答える范閑。
「お前を必ず弾劾する」という冰雲に、「もっと多くで弾劾してくれ」と答える范閑だった。
「監査院以外で弾劾できるのは都察院だ」と答える冰雲。
そして冰雲は、范閑の計画を知って去っていく。
范閑は「全ての賄賂を書き留めろ」と王啓年に命じる。
二人が歩いていると、抱月楼の前に来た。
引用元：庆余年第二季weibo
先ほど、戴公公に「野菜売りの金を知っているか?」と聞いたら彼は知らないと答えた。
金に難癖をつけて罰金としての借金をさせた悪徳宦官こそが、戴公公であったのだ。
無念に死んでいった金を想う范閑。
「誰が無き者を救うため立ち上がるのか、この国の本当の法を見せてやる！」
范閑はこの国の法を示し、弱い立場にあるものを守ることを心に強く誓うのだったーー。
（義憤に燃える范閑にこれからの働きがどう展開するのかワクワクする流れでした！）
先回までのネタバレ・あらすじ
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