大ヒットした韓ドラ「ユミの細胞たち」「ユミの細胞たち2」に続き、劇場版アニメ「ユミの細胞たちザ・ムービー」が2024年4月3日に韓国で公開されました。
今回の映画は、韓国3DCGのレベルの高さを世界に示した作品「白雪姫の赤い靴と7人のこびと」のLOCUS STUDIOとNAVERウェブ漫画の子会社であるスタジオNが制作を担当しています。
また監督は、ドラマのアニメパートを担当したキム・ダヒ監督が務めており、ドラマ同様その可愛らしい3D細胞たちの魅力が存分に楽しめる映画となっています。
映画では、ユミがバビと社内交際を始めたところから、小説家としての道を選び奮闘するところ、またその後のバビとの悲しい別れまでが描かれます。
大まかなストーリーはドラマと同じですが、ユミの身に起こったこの激変の日々を細胞たちの目線から楽しくも切なく描いています。
では劇場版アニメ「ユミの細胞たち ザ・ムービー」のあらすじをネタバレで紹介します。
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劇場版アニメ「ユミの細胞たちザ・ムービー」のあらすじ
突然の退社【細胞たちの決断】
7時のアラームが鳴ると、眠そうにフラフラと起き上がる理性細胞とユミ。
ユミは満員のバスに揺られ会社・大韓ククスに着くとマーケティング部で今日も新商品の宣伝のためのプレゼンを考える。
必死で働く細胞たち。
一息つくためコーヒーを飲みに休憩室に行くと、バビがくる。
何気なく挨拶して並んでコーヒーをすする二人。
しかし二人の小指は、くっついているんだなぁ♪
そして今夜映画デートの約束をする。
一気に浮かれる細胞たち!
しかし不安細胞だけが、この秘密の恋愛がバレないか心配してやきもきする。
他の同僚の出現とともに、別れて出ていく二人。
癒やされたユミに、机の前で待っていた部長が嫌味を言ってくる。
ユミはMX世代に響くストーリーを考えた新商品宣伝の内容を部長に見せるが、ボロクソに言われて、残業することになってしまう。
愛細胞と理性細胞が話し合い、デートはお預けとなる。
夜遅くまで残り修正を終えたユミは、ほっと窓の外を見て思い出に浸る。
それは何度も思い出す、思い出博物館にある楽しい思い出だ。
学生時代、ユミは小説を書きクラスメイトはそれを回し読みしていた。
”面白くて次が早く読みたい!”という付箋のコメントが沢山付いて返ってくる。
小説を書くことが楽しかった思い出だった。
そして翌日、社長を迎えマーケティング部の新商品会議が行われる。
部長がみんなの前に立ち語ったのは、ユミが提出して彼にボロクソに言われた”麺にストーリーを吹き込む”という内容のプレゼンだった。
社長以下みんなの反応はすこぶるよく「自分の案か」?と問われ「はい」と応える部長。
ユミの案だと知る同僚に同情されるが、アイデアを盗まれるのも三回目のユミは怒りが溢れてくる。
細胞村も大騒ぎだ!
ライターをつけ爆発細胞の導火線に火をつけようとする細胞たちを必死に抑える理性細胞。
しかし給料の入金とともにケチ細胞がライターを手にして逃げ出してしまう。
すると今度はヒステリー細胞が騒ぎ出しイライラマックス!!
不安細胞は、ユミが会社をやめないか心配する。
秤が現れ、会社を辞めるか辞めないか、細胞たちの多数決が始まる。
最後の一人のなった不安細胞に選ばせようと迫っていたとき、帰り際の部長のふてぶてしさにユミの怒りが爆発する。
細胞村では、火砕流が流れ出し、火の玉が飛んでいた。
ユミはついに退職届を部長に差し出す、表向きは冷静に。
部長は慌てるがユミは、机を片付け箱一つにまとめた荷物を持ち、同僚に見送られ会社を出ていく。
しかし勢いで会社をやめてしまったユミはとたんに落ち込む。
そんなユミをバビは海に誘う。
「大変だったね、十分充電したらいい」というバビの言葉にユミの涙がこぼれる。
浜辺に停めた車のなかで抱き合いキスする二人。
ここで久しぶりの下心細胞くん、登場!!
エチケット細胞と下心細胞の戦い、勝敗は如何に?
小説家ユミ【行方不明の作家細胞】
そして翌日、アラームを気にせず寝られることに喜ぶユミ。
昼も夜も開放感を味わうユミだが一週間もすると散らかった部屋に寂しさも感じる。
細胞たちもだらけ放題だ。
その時、バビから「トッポギを作るから食べに来て」と連絡が入る。
バビの作ったトッポギは驚くほど美味しかった。
「トッポギの店を出すことが夢だよ」と語るバビは真剣な顔でこう言った。
「済州島への異動の話が出ている」と。
バビの出世を思えば良い話だが、ユミは遠距離恋愛はしたくなかった。
突然の話に、細胞村も大慌て。
愛細胞は「バビと離れたくない」と言うが理性細胞は「バビの将来のために賛成しよう」と言う。
ユミは賛成した。
そしてバビは済州島へ行った。
ーーー会社をやめて一ヶ月。
ユミは小説のコンテストに応募することを決意する。
スケジュール細胞が現れ、一日のスケジュールを決めた。
寝る、書く、食べる。
作家細胞は自分の出番と喜ぶが、何を書くかストーリーのアイデアが全く思い浮かばなかった。
アイデアを探しまくる作家細胞。
ユミもカフェや公園でネタ探しをする。
そうしていたら腹減った!と大騒ぎする腹ペコ細胞。
夜、カップ麺を食べてバビとテレビ電話するユミ。
済州島に行ったバビは、激務でなかなかソウルに帰れない。
「会いたい」と言い合う二人。
そんな中、作家細胞が行方不明となり村に不穏な雰囲気が漂う。
愛細胞は作家細胞がいないなら、バビに会いに行けばいい!とユミを押し出す。
済州島に着いたユミをバビが迎えに来る。
再会でき喜び合うユミとバビ。
豚カツを食べ、アイス片手に二人で歩く海辺の道。
ベンチに腰掛けると、バビは夢を追いかけるユミを羨ましい、と言う。
初めて会ったときのことを語り合う二人。
ユミの名前を知っていたバビが、自販機の前で突然声をかけたのが出会いだった。
「傘をなくさなかったか?」と。
「まさかあのとき、声をかけた人と付き合う様になるとはね」と思い出し語るユミ。
その時、細胞村では愛細胞が作家細胞を発見していた。
作家細胞は、自分がどこを歩いているのか全くわからなくなっていたのだ。
ユミの足が止まる。
そうだ、この出会いを書きたい!二人のラブストーリーを書きたい!ユミはそう思った。
済州島から帰り、ユミはひたすら書き続けた。
そしてジュリー文学社のコンテストに応募した。
同時にほかのコンテストにもいくつか応募したユミは今度はひたすら結果を待つ。
ワクワクする細胞村。
「もし大賞を獲ったら~」と夢見る感性細胞に、ジンクス細胞が黒い羽根広げて飛んできて、「想像したら逆になるんだよねぇ~」といじわるを言う。
コンテスト結果発表の日には村で発表イベントが準備される。
しかし集まった細胞たちは、その度に落選の報を聞き、解散するのだった。
そしてユミが一番狙っていたジュリー文学社のコンテストもだめだった。
さすがにユミも落ち込む。
連絡を待っているはずのバビに電話したが繋がらなかった。
作家細胞はみんなに責められる。
プライド細胞は作家細胞に、「もう書くのを諦めろ」と言う。
書いた小説をPC上のゴミ箱に入れるか迷うユミ。
しかしその時、バビが玄関から現れた。
バビも電話かけ直したが繋がらず、急いでソウルに向かったのだった。
「大丈夫?」と優しく聞くバビに「才能がないみたい」と応えるユミ。
失意のユミを抱きとめながら、「ソウルに戻ってこようか?ユミと一緒にいることが一番の望みだ」と伝えるバビ。
そこに一通のメールが来る。
それはジュリー文学社のアン・デヨン編集長からのものだった。
ユミの小説「MY LOVE MUSE」をオンライン出版したい、という。
村で埋められる寸前だった作家細胞は大喜びだ。
村は一気に明るくなった。
そしてバビは「ソウルでトッポギ食堂をやってみる」とユミに伝えた。
一緒にいれることを喜ぶユミだった。
バビとの別れ【愛細胞と不安細胞】
ユミは翌日アン・デヨン編集長と出版社で打ち合わせする。
アン・デヨン編集長はドラマ版と違って至ってクール。
連載が始まり、忙しく執筆するユミ。
読者の反応は上々で、ユミは大きな喜びを感じる。
一方、バビのトッポギ食堂はすでにオープンしていた。
ユミは開店祝いの鉢を持って行くが、余りの繁盛ぶりに驚く。
閉店後、久しぶりに会った二人の時間には下心細胞が活躍する。
しかし二人がキスしているとラインの通知が何回も。
それはアルバイトのダウンという女性からの連絡だった。
ダウンの忘れ物をもったバビの後をついていくと、そこに若くて可愛い女の子がいた。
彼女を「ダウニ」と優しげに呼ぶバビ。
その場で彼女として挨拶したが、ユミのもやもやは収まらなかった。
店に行くたび、ダウンがバビのことを好きなのは推理細胞でなくともわかる。
そしてユミは、バビがダウンのことを目で追っているのを、気づいてしまう。
ある日、疑いの気持ちがぬぐえないユミはバビの店に向かう。
そして帰るダウンとすれ違いコーヒーを渡すが、彼女が着ている上着がバビのものだと知ると、また嫌な気持ちになる。
ユミは店に入り上着のことを話し、「あなたの優しさを好意とダウンが勘違いするから気をつけて」とバビに伝えた。
しかしその後もユミはバビとダウンのことが気になり執筆も滞るようになる。
また内容も面白くない、と悪評が増えてしまう。
ユミはアン・デヨン編集長と話し合い、一時連載をストップすることになってしまう。
失意のなか。
ユミはバビの店に向かうが、外からダウンと仲良さそうなバビの姿を見て帰ってしまうのだった。
細胞村では、地面からドロドロした泥が湧いてきて臭い匂いが充満していた。
そして鬱工場も漏水していて悲惨な状況になっていたーー。
しばらくして、ユミは久しぶりにバビを訪ねた。
するとダウンは辞めていた。
ダウンはバビに告白していたのだった。
それを聞いて店を出ようとするユミ。
そして追いかけるバビに聞く。
「告白されて揺れたのか?」
バビは答えなかった。が、それが答えだった。
鬱工場の奥には大きくなった不安細胞がいた。
排水溝の水に浸かりながら、体を丸めている不安細胞。
彼女がここにいることで、鬱工場の処理がうまくいかなくなっているのだ。
「なぜ、ここにいるのか?」と聞く愛細胞に、不安細胞は「私が大きくなるとユミが苦しむの。ここに来たら苦しまないと思った」と答えた。
「別れよう」とユミはバビに言った。
「何もなかったんだ」と言うバビだが、ユミは彼が変わったと感じていた。
「何もなかったようにすることはできるかもしれないが、私達はここまでだ。」
ユミはそう言うとバビの手を振りほどき去っていった。
その時村では愛細胞が「あああ~~」と叫んでいた!
「ユミはバビがいなくても幸せになれるの?ユミは私なしでも幸せになれるの?」
愛細胞は怒りにまかせ、火の玉を投げつける。
愛細胞の目のふちは黒ずみ、頭からはツノが生えている。
どうしたらよいか火の中で逃げ惑う細胞たち。
荒れ狂う中、不安細胞が「愛細胞は別れよりも別れのあとに来る空虚が怖いのだ」と理性細胞たちに伝える。
ユミの幸せ【細胞たちの願い】
村中のいろいろな建物が崩壊する中、怒り狂う愛細胞の前にユミが現れる。
ユミは愛細胞をその手に包むと、「愛細胞(サラン)が頑張ってきてくれたことはわかってる。でも一人になる怖さから、怒りに引きずられたくない。」と告げた。
「人間関係が最優先だった。恋愛関係があったときとても幸せだったから。愛細胞が私を笑顔にしてくれて不安細胞が私を前進させてくれた。」
「いつもみんなと共にいた。恋愛しなくてもいい。私は幸せを望んでいるだけなの」
ユミの言葉を聞いて愛細胞は号泣し、村に雨が降り続いた。
バビと別れた後、ユミは44回電話しようとした。
しかしその指はタッチしなかった。
44回電話したのはバビだ。
家の前にきて「もう一度チャンスをくれ」と願った。
”もう一度チャンスを与えるか?”と考えるユミ。
しかし”前と同じ気持ちで付き合えない”というのがユミの答えだった。
一連の苦しみのなかで書いた小説は、アン・デヨン編集長も感動する内容に仕上がった。
そして連載は復活した。
村ではまた、それぞれの細胞たちが各々の役目を果たす。
ユミを幸せにするために。
理性細胞が言う。
だって僕たちは「ユミの細胞たち」だから。
~End~
「ユミの細胞たちザ・ムービー」感想
もうね、見終わったあと、ありがとう細胞ちゃんたち!て気持ちでいっぱいになります!
ストーリーとしてはドラマ版の「ユミの細胞たち2」で描かれた内容のなので続編ではなく新しいものではありませんが、より深いユミの心の思いを掘り下げた内容になっていたと思います。
ドラマ版ではウンとバビ!あなたはどっち派?みたいなところがありましたよね。
また”バビのあれくらいの浮気なら許しても良いのじゃないか”という感想もよく見ました。
しかし映画では、愛細胞が裏切られたらどんなに苦しむかが深く描かれていました。
愛が怒りになってそれを抑えられない状況になったときには、それを手放すことで幸せになれる、ということが丁寧に描かれていたと思います。
自分の気持ちにふたをすることなく、自分の幸せを選んで行くのは自分!という意志を感じるラストでした。
日々のいろいろな出来事や人間関係のなかで、自分が思うことが一つではなくてなんなら真逆の思いも生まれるようなことってありますよね。
そしてそういう自分を嫌に思うときもあります。
けれど、こうしていろんな細胞たちがそれぞれの立場で良かれと思い意見を出してくれてるのか、と考えると自分を嫌うこともないかな、と思えました。
自分を応援してくれる細胞たちが、沢山いるのですから!
3DCGのアニメ映像は、人物よりか、海の波とか車とか物質のほうがすごくリアルに描かれていてそれはびっくりしました。
実写かな、というくらいすごい技術だな、時間かかったろうな、と思いました。
またユミもほんとに可愛いの!
バビもその性格に合ったバビの動きでしたね。
アン・デヨン編集長が普通の人だったのが、物足りなかったけれど。
ま、主軸はそこでなかったので。
ドラマ版「ユミの細胞たち」を見た方には、ぜひコンプリートしてほしいです!
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https://asiaentamemuchujin.com/rakutenviki/for-watching-rakuten-viki-recommended-vpns/ドラマ版「ユミの細胞たち」の記事はこちらです。
ドラマ版「ユミの細胞たち2」の記事はこちらです。
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