中国ドラマ『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』は、中国No.1ヴィーナスとも言われるグーリー・ナーザーと最旬若手実力派俳優のティミー・シュー共演の宮廷エンターティメント史劇です。
中国では、2021年にTVとWebで同時放送され、ゴールデンタイム放送のTVドラマ視聴率ランキング20日間1位、TVドラマのWeb再生指数ランキング1位を記録した大ヒット作です。
中国ドラマ『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』がどんなドラマなのかキャストや相関図・あらすじを紹介します。
また時代背景が”唐の李世民の時代”ということで、登場人物たちの史実モデルがいるのかも調べました。
『風起花抄(ふうきかしょう)』を深掘りしたい方はぜひ読んで下さいね!
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『風起花抄ふうきかしょう』概要
主演:グーリー・ナーザー、ティミー・シュー、ジャオ・シュンラン、シー・シー、タン・カイ、ユー・ビン
原題:風起霓裳(ふうきげいしょう)
英題:Weaving a Tale of Love 愛の物語を紡ぐ
話数:全40話
中国初放送:2021年
原作:人気小説「大唐明月」
監督:チャン・カーラム(陳家霖)『陳情令』ホー・ジェンホワ(何振華)ワン・ジューミン(王燭明)
脚本:メイ・インジュ(梅英菊)『金蘭良縁』『マイディアフレンド~恋するコンシェルジュ~』
唐の李世民から武則天の時代に生きた実在の人物をモデルにした宮廷ラブロマンス史劇!!
母ゆずりの刺繍と裁縫の天賦を隠し男子として生きていくヒロインが、天下を支える官吏を目指す青年と出会い、母の無念を晴らすべく立ち上がる。
美貌のヒロイン・庫狄琉璃(こてきるり)は、陰謀渦巻く宮廷の皇位継承争いに巻き込まれまながらも、持ち前の裁縫の腕と聡明さで皇太子や武則天の側近となり、文武に優れた青年・裴行倹(はいこうけん)と出会いやがて運命をともにする。
有名な史実を織り交ぜながら、華やかで力あふれる唐の時代に生きた男女をドラマティックに描いたラブストーリーです!
『風起花抄』どこで見れる?テレビOA情報・動画配信・DVD
テレビ放送
BS11チャンネルにて、2023年3月22日より放送開始されました。
CSチャンネル銀河にて、2023年4月1日より6月8日まで再放送されました。
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『風起花抄』相関図
『風起花抄』ネタバレあらすじ
引用元:『風起花抄』公式サイト
唐の二代目皇帝となり、中国全土を統一した李世民の時代。
宮廷絡みの策略の果てに、”天下第一針”の刺繍の達人である母を亡くすこととなった庫狄琉璃(こてきるり)。
琉璃は母ゆずりの刺繍と裁縫の天賦を隠し、豆子(とうし)と名乗り不禄院で男子として生きていく。
母を陥れた張本人である卓錦娘(たくきんじょう)は、尚服局の長である大家となっていた。
安氏の弟子であった卓錦娘は、安氏の天下第一針の証となる金針と奥義が欲しいと強く願っていたが、それは琉璃が母から受け継いでいた。
裁縫が好きでたまらない豆子は親代わりの孫徳成に怒られながらも、こっそり小物などを作っていた。
あるとき卓錦娘は、豆子が持っていた安氏の形見の巾着を目にとめ、彼女の存在が気になり始める。
その後卓錦娘は、豆子が裁縫が得意なことを知ると、素性を探るため豆子を不禄院から尚服局に引き抜こうとするのだった。
危険を感じた孫徳成は、「琉璃が18歳になったら皇宮を出す」という安氏との約束を繰り上げて豆子を皇宮から逃がし、新たな人生を歩むように仕向けるのだった。
皇宮から逃げ出すときに琉璃が出会ったのが、裴行倹(はいこうけん)であった。
逃走中に大事な金子を裴行倹に盗まれたと誤解した琉璃は、彼の学ぶ四門学で「盗んだものを返せ」と訴える。
裴行倹が幼い琉璃を武元華とともに助けてくれた青年であることは、知る由もなかった。
誤解から敵対した琉璃と行倹だったが、皇太子暗殺を狙う者たちの陰謀を食い止めることで協力しあい、二人はお互いを信頼し合う様になっていく・・。
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『風起花抄』メインキャスト
庫狄琉璃(こてきるり)役:グーリー・ナーザー(古力娜扎)
引用元:『風起花抄』公式サイト
- 母・安氏は無実の罪ゆえに自害してしまう
- 父には見捨てられ幼くして男装し豆医官として宮中で暮らす
- 母の技術を見て学んだ刺繍と服作りの優れた才能がある
裴行倹(はいこうけん)役:ティミー・シュー(許魏洲)
引用元:『風起花抄』公式サイト
- 秀才で武道にも長けた青年
- 琉璃の刺繍入りハンカチを手に入れたことから彼女との縁をもつ
- 成長し偶然再会した2人は、互いに誤解し合う関係から協力する関係に
『風起花抄』サブキャスト
武媚娘(ぶびじょう)役:シー・シー(施詩)
- 太宗皇帝の寵愛を受ける妃
- 聡明で野心もある戦略家
- 李治を助け自身の地位を高める
皇太子・李治(りち)役:ジャオ・シュンラン(趙順然)
引用元:『風起霓裳』Baudu百科
- 太宗皇帝の第9子・皇太子で母は亡き長孫皇后
- 曹王に常にその地位を脅かされる
- 裴行倹・瑠璃・武媚娘に助けられ支えられている
卓錦娘(たくきんじょう)役リー・シンイー(李芯逸)
- 安氏の元弟子であったが、安氏を裏切る
- 安氏に天下一の針(金針)・奥義を求めるもその心根の悪さにより理解できない
- 豆子の存在が気になり側に置こうとする
太宗皇帝・李世民役:タン・カイ(譚凱)
引用元:『風起霓裳』Baudu百科
- 太宗皇帝・李世民
- 皇太子と曹王の父
- 楊妃と武媚娘を寵愛する
曹王(そうおう)・李明役:ジャン・ワンイー
- 太宗の十四男
- 楊妃の子
- 皇太子の座を狙い李治を陥れる
楊妃役:シー・ユーリー(席與立)
引用元:『風起花抄』公式サイト
- 太宗の側室
- 曹王の母
- 曹王を皇位につけるため画策する
『風起花抄』時代背景
第2代皇帝・李世民の晩年から第3代皇帝李治、そして武則天の時代が背景です。
昔は悪女として描かれていた武則天も、近年違う見方でのドラマも増えてきました。
『風起花抄』でも悪女のイメージとは違い、聡明で人間味のある共感度が高い人物として描かれています。
繁栄を誇った唐の時代。
この時代は世界各地から使節や商人が首都・長安に集まり、国際色のある豊かな文化が花開き経済が発展した時代です。
李世民は、後に貞観の治(じょうがんのち)と評される素晴らしい政治的手腕を発揮した皇帝です。
徳川家康も明治天皇も読んだと言われる、主君のための教科書「貞観政要」。
唐の太宗の年号を貞観(627‐649)といい、この時代天下がよく治まったためこのようにいわれています。
- 隋末の内乱が終息し国内は安定
- 対外的にも周辺民族がすべて服属して空前の平和が訪れた
- 律令の整備、正史の修撰、「五経正義」の編纂など輝かしい文化事業が行われた
特徴としてあげられるのが、君臣一致して政治の理想を追求したことです。
太宗のもとには房玄齢・杜如晦・李靖・李勣らの優秀な人材がいました。
自らに諫言する者も受け入れ、幅広くその意見を取り入れたことが有名です。
太宗を最も支えたのが長孫皇后で、瑠璃の母である安氏は長孫皇后の女官だったという設定でした。
『風起花抄』史実モデル
庫狄瑠璃と裴行倹は、実在の人物がモデルとなっています。
庫狄琉璃の史実モデルは華陽(かよう)夫人
引用元:『風起霓裳』Baudu百科
女官から裴行倹の妻となった実在の人物・庫狄氏がモデルです。
庫狄氏・華陽夫人は武則天に仕えた女官でした
庫狄氏・華陽夫人は武則天に仕えた女官でした。
生まれ年不明~717年没
称号:華陽郡夫人、普国太夫人
鮮卑(せんぴ)姓:東胡という騎馬遊牧民族
裴行倹には二人の妻がいました。
最初の妻・陸氏の死亡後に結婚したのが 華陽夫人です。
華陽夫人は676年に裴光庭(はいこうてい)を出産します。
その後、682年に夫・裴行倹が亡くなります。
幼い子どもを残して夫に先立たれた華陽夫人ですが、女官になって武則天に仕えました。
息子の裴光庭は武則天の一族の娘(武三思の娘)と結婚しています。
このことからも華陽夫人に対する武則天の信頼がいかに篤かったかわかります。
裴行倹は西域で活躍した名将が史実モデル
引用元:『風起霓裳』Baudu百科
裴行倹は歴史に名を残す初唐の名将です。
生まれ年619~682没
妻:陸氏、庫狄氏
曽祖父・裴伯鳳は北周で 驃騎大将軍を務めた人物で父も隋に仕えた武将。
しかし裴行倹が生まれた頃は父も兄も処刑され母しかいなかったのです。
祖先の功績で弘文館の学生に採用されると、のちに科挙の明経科に合格します。
左衛中郎将の蘇定方(そていほう)に従事し、その兵法を学び卓越した文武の才を発揮していきます。
陸氏と結婚。
長安県令となります。
皇太子即位後、武媚娘を皇后にすることに反対したので西域に左遷されました。
西域でも手腕を発揮し要職に就いていきます。
安西大都護、吏部侍郎、礼部尚書など内外の要官を歴任。
陸氏没後、華陽夫人と結婚。(年は不明)
特に西域の情勢に精通していたので、吐蕃 (とばん) の征討を指揮し大勝利、また西突厥にも遠征し勝利します。
晩年にも東突厥を征し大勝しました。
武道に長け、書道においては草書に長けた人物だったということで、それらもドラマのなかで再現されています。
見どころと感想
最も美しい男装ヒロイン
引用元:『風起花抄』公式サイト
中国ドラマあるあるの一つ、男装のヒロイン!
ヒロインが綺麗すぎてどうにも男性に見えないでしょ問題はありますが・・。
『風紀花抄』でもグーリー・ナーザーが男装します。
まぁそれが美しいこと!(アイメイクバッチリ!!)
中国には学問を学ぶため女性が男装し悲恋を体験する「梁山伯と祝英台」という「白蛇伝」と並ぶ古典的ラブストーリーがあります。
男装のヒロインは、誰しも知る安定の大好物設定というわけですね。
それだけではなく唐代には、実際に女性の男装が流行していた記録もあるのです。
古代は現代と違って女性の権利や行動が制限されているので、男性にしかできない仕事やその世界を描くことができるのでストーリーが広がります。
また男主が、いつ男装を気づくのか、いつヒロインに恋心を抱くのか、も見てて楽しめるところですよね。
『風起花抄』が男性として宮中で生きるので、女性だらけのドロドロ争いとはまた一味違うストーリー展開が面白いです。
時代考証に基づくみやびな文化の再現
主人公の二代の運命をつなぐ重要な場所として、瑠璃が所属することになる宮廷の衣裳を所管する「尚服局」が特に丁寧に構成されています。
メインカラーの茶、緑、黄色は敦煌の壁画にインスパイアされており、随所が対称的で端正でありながらも優雅に描かれています。
唐代に皇族たちが好んだ精緻な刺繍も美しく再現されていますし、衣装や髪飾りなどの小物も美しいです。
ティミー・シュー(許魏洲)のアクション
引用元:『風起花抄』公式サイト
ティミー・シュー自身が見どころと語っていた東宮での腕比べのシーン。
練習のかいあって、カッコいいシーンでした♪
戦っている時の真剣な表情にその目力の強いこと!
一方で瑠璃を心配するようになってからの優しい姿にキュンとします。
『麻洋街(マーヤンジェ)へようこそ』などの現代劇で見るよりも、彼の魅力がたくさん披露されている感じがしました。
宮廷ドラマなのに重すぎず、サクッと楽しく見れるドラマです。
有名な史実の描かれ方に注目
主人公たちが王や王妃になる物語ではなく、その配下となるものなので、歴史の中心人物たちの出来事がどう描かれるのか、も楽しく見れます。
史実では皇太子だった李承乾の男色が問題となり、相手の男性が殺されたという記録があります。
これと絡めたストーリーも『風起花抄』にあります。
また武才人と李治がどういうふうに母と義理の息子の関係から夫婦となっていったかをどう描くのかも興味深いところです。
少し中国王朝の歴史を知ると、ドラマももっと面白くみれる気がします。
『風起花抄』是非チェックしてみてくださいね♪
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