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中国ドラマ『斛珠夫人~真珠の涙~』こくじゅふじん最終回のネタバレあらすじ!感想と動画配信先も紹介

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中国ドラマ『斛珠夫人~真珠の涙~』(こくじゅふじん)の最終回のあらすじをネタバレで紹介します。

最終回まで見た感想と、ストーリーを盛り上げた事件の黒幕についての考察を書きました。

また『斛珠夫人』を見れる動画配信サービスを紹介します。

『斛珠夫人コクジュフジン』相関図

引用元:『斛珠夫人』公式サイト

『斛珠夫人こくじゅふじん』最終回あらすじ(ネタバレ)

緹蘭の弟である注辇国の索蘭(さくらん)皇子の策略で、湯乾自将軍率いる反乱軍が大鄭の城を攻める。

城を守る旭帝は陣頭指揮を取り、反乱軍に包囲されながらも敵の砲火を抑え込む。

しかし緹蘭が索蘭に拉致され、その救出に自ら向かう旭帝。

旭帝らの危機一髪のところに方鑑明が現れ、助けられる。

旭帝と緹蘭は一緒に逃げるが、途中で彼女が産気づいてしまい、索蘭皇子に追いつかれ襲われる。

緹蘭は無事男の子を出産するも、旭帝とともに注辇軍の刃に倒れた。

二人を発見した方鑑明は、虫の息の旭帝をなんとしても救うと言うが、旭帝は緹蘭とともに逝く、と答え息絶えた。

一方、海市は越州の援軍を率いて天啓へ着いた。

城外で反乱軍と交戦して湯乾自を討ち取った後、急いで宮中へと駆け付ける。

そこには生まれたばかりで死にかけていた皇子と”柏奚”を結んだ方鑑明がいた。

赤ん坊の皇子を海市に託し、目を閉じる方鑑明。

海市は”斛珠夫人”として皇子を育て、国を治める。

5年後、皇子の惟允(いいん)は、すくすくと賢く育っている。

国を治める心得を説く母に、「師匠と同じ事を言う」と答える惟允。

「師匠はだいぶお身体が良くなったから、今日は一緒に会いに行きましょう」と母を誘い、「そうね」と応じる海市だった。

師匠・方鑑明は、大きな霽風花の木の下で待っていたーー。

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配信状況は2023年7月現在のものです。詳しくは各公式サイトでご確認ください。

海市と方鑑明の結末

引用元:『斛珠夫人』公式サイト

旭帝と緹蘭の息子を育てる海市。

すくすくと育った息子には、師匠がいました。

その人物とは、宮廷とは離れたところに住む方鑑明でした。

霽風花の木の前に立つ方鑑明。

海市と方鑑明は、夫婦として生きる道ではなく、大徴のため共に幼い皇帝を守る道を選んだのでした。

命の灯火が消えそうな方鑑明に、海市は笑顔で平行世界があるという話をするのです。

この世とは別の世界で出会っていたら、と想像する二人の平和な恋のストーリー。

笑顔で聞きながら「疲れたから寝る」という方鑑明を膝枕する海市。

46話あたりで、隠遁した越州でつつましやかな暮らしを夢見た海市と方鑑明がいました。

二人が夫婦になれなかったことは寂しいですが、使命に生きるこの結末が二人にはお似合いだとも思えました。

永遠の深い絆で結ばれた関係。

何度、亡くなったか?と思われた師匠でしたが、ほんと生きててハッピーエンドでした♪

海市と方鑑明の愛は、長い期間を得ながら育てられたので、視聴者にとってわかりやすいストーリーでした。

海市の命を救ってくれ、故郷も守ってくれた師匠に対する敬愛。

子供から年頃になり、ある日急に師匠のたくましい身体が眩しく見えるのでしたーー。

一方、柏奚で旭帝と結ばれ自由のない身の方鑑明。

(柏奚とは、相手の傷や痛みを身代わりに受けるというもの)

未だ儀王の残党が残り周辺国との関係も緊張のなかにあり、気が休まることはない日々なのです。

そんななか、霽風館に帰ると笑顔で自分を迎える海市に、方鑑明はどれだけ癒やされたでしょう。

唯一のひだまりのような存在、それが方鑑明にとっての海市でした。

”男として生きる”と言った海市だけれど、鑑明は海市をいずれ女として生きられるよう道を残そうとしました。

しかし海市は、士官し男として生きる道を選んでしまったのです。

直情型の海市と、寡黙で冷静な鑑明の愛のすれ違い、切ない愛のシーンが大きな見どころでした。

いつも海市のことを思いながら、それでも大徴を守ることに徹する鑑明は、とてつもなくかっこいいです!

ヤン・ミーもウイリアム・チェンもアクションシーンがうまく、表情演技も華があり二人のケミも良かったので、とても楽しめました!

霽風館(せいふうかん)の中央に植えてある霽風花の木が印象的でしたね。

5話で海市が、師匠に「なぜ霽風花を植えたのか?」と聞いたときの答えがこれでした。

東欄一株雪  人生看得幾清明

東の欄干のそばに雪のように白く咲いていた花
人生のなかでこんな素晴らしい晴明の日はどれほどあるだろうか

中国北宋時代の詩人蘇軾(そしょく)の七言絶句「東欄の梨花」からの一節です。

  梨花淡白柳深青  梨花淡白にして柳深青
  柳絮飛時花滿城  柳絮飛ぶ時 花城に滿つ
  惆悵東欄一株雪  惆悵す東欄一株の雪
  人生看得幾清明  人生看得るは幾清明

皇帝褚仲旭と緹蘭の結末

弟の索蘭皇子に騙され人質となった緹蘭を救いに行く旭帝。

紫簪(しさん)を救えなかった過去を持つ旭帝は、なんとしても緹蘭とそのお腹の子を救うことを優先するのでした。

最終的に緹蘭と共に命を落とすことになった旭帝。

やっと二人の心が通じて、子をもうけたのに・・・。

しかし旭帝にとっては、一人遺されるよりは、二人一緒に逝ったことがせめてもの救いだったのかもしれません。

旭帝はドラマの中で印象深い人物でした。

儀王の乱により皇子やその兄弟が殺されたため、その運命が狂ったのでした。

一族を殺された方鑑明が、約束の時刻より早く戦を始めた右路軍の急襲のせいで儀王側に旭帝の作戦が知られ、紫簪(しさん)はなくなってしまったのです。

その後鑑明と旭帝は、親友という立場から柏奚(はくけい)で結ばれた関係になりました。

傍若無人に見えた旭帝でしたが、その心のうちは妻子を殺された恨みと罪悪感といろいろな感情が渦巻いていたのですね

後半は、鑑明の命のために尽力し人が変わったようでしたね。

いつもは皇帝と臣下の関係なのに、「旭!」「鑑明!」と呼び合うときの二人の心の近さには、ぐっと来るものがありました。

シューカイ・チェンは、エキセントリックな演技が上手いです。

チェン・シャオユンは紫簪と緹蘭の二役で、こちらもまた人物の違いをうまく演じていました。

旭帝と穆徳慶(ぼくとくけい)の主従コンビも好きでした。最後は泣かせてくれましたね。

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方卓英(ほうたくえい)と柘榴(しゃりょう)の結末

奪罕(だっかん)は少年の頃、紅薬原(こうやくげん)で方鑑明に出会い拾われました。

奪罕の父は草原の覇者で、母は大徴から嫁いだ儀王(ぎおう)の妹でした。

儀王の乱のとき、儀王側についた族の生き残りでした。

そして”卓英”と名付けられ、いつの日か草原に平和をもたらすため鑑明のもとで訓練され育てられるのです。

ときが来て、旭帝を暗殺しようとした卓英は、英雄として鵠庫に帰ります。

鵠庫(こくこ)に戻った奪罕は、叔父の娘である塔拉(とうこ)と婚姻することになりました。

しかし、彼女は戦さで命を落とします。

双子の兄弟である奪洛(だっらく)を制して、瀚州(かんしゅう)の覇者となりました。

そして再び柘榴とめぐり逢い、二人は共に生きるのでした。

綾綿司で諜報活動もしていた典衣の跡を継いだ柘榴。

柘榴と卓英は、一番微笑ましいカップルだったのに、敵の陰謀に陥り柘榴は失明してしまいます。

盲目になっても務めを果たす健気な柘榴が、方鑑明に自害させられたときは、ええっ!と驚きました。

しかしちゃんと柘榴は生きていて、卓英と再会できたので良かったです!

最後、二人が馬に乗り草原を駆ける姿が美しくて、末永く幸せであってほしいと願う気持ちになりました。

黒幕の正体:鵠庫と注辇国

様々な事件の黒幕は、北の瀚州・鵠庫と西南の注辇国でした。

1話で、旭帝の命を狙ったのは儀王の側の残党です。

蘇鳴将軍は、その残党から「方鑑明が実は生きていること、旭帝の右腕でありながら信頼されていない」と聞かされます。

その後不信を抱いた蘇鳴(そめい)将軍は、方鑑明を元宵節の祭リのときに暗殺しようとしたり、弟子である海市を科挙の試験のとき殺そうとしました。

そのことが旭帝の知るところとなり、蘇鳴将軍は鵠庫と繋がり大徴国を裏切ります。

蘇鳴は、瀚州一帯の情報網を潰すため、鞠七七ら綾錦司の女官らを毒殺しました。

緹蘭が大徴に来たとき襲われたのは、霽風館の趙淑がスパイになって情報をもらしたからでした。

鵠庫にいる左菩敦王のもとには、常に鳩により密書が届けられるシーンがありました。

お互いに諜報合戦をしていたわけです。

また注辇国は、旭帝の弟・褚季昶を帰国させたときから旭帝の暗殺を狙っていたのでしょう。

そしてそれが失敗に終わると、「昶王は本当の弟ではない」と明かします。

緹蘭のお腹の中に皇帝の子供がいるということがわかると、索蘭皇子は父親の命令どおりに湯乾自将軍を騙し、謀反を起こさせたのです。

このように、様々な事件の背後の黒幕は、鵠庫と注辇国そして儀王側の残党でした。

大徴から見れば鵠庫と注辇は従えたい国ですが、相手側から見れば従属したくないわけです。

最終回では、鵠庫の王となった奪罕から”同盟を結ぶ”という親書が届き、平和の存続を見いだせる結末となりました。

『斛珠夫人』こくじゅふじん最終回!ネタバレあらすじと感想のまとめ

『斛珠夫人』の最終回は、涙無くしては見られない感動の最終回です。

ウィリアム・チャンとヤン・ミーのキレのあるアクションシーンや深い愛の絆が感じられる結末に大満足です!

主演俳優の所作とか気品に、古装劇をこなしてきている貫禄・余裕のようなものも感じました。

全体としてストーリーも難しすぎず、一つの事件ごとにあとで解かれる謎があり、面白く見れました。

すべてがハッピーエンドな結末ではなかったですが、原作本より不幸ではない結末と聞いています。

海市と師匠にとって希望ある最終回にしてくれてありがとう!という気持ちでいっぱいです。

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表は2023年7月現在のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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中国・韓国ドラマを日々の生きがいにしています。韓国ドラマは冬のソナタから、中国ドラマは永遠の桃花から、ハマっています。おすすめのドラマ・映画や俳優さんを紹介していきます。
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