中国ドラマ『上陽賦(じょうようふ)~運命の王妃~』の最終回ネタバレあらすじと感想を紹介します。
最終話の前回のあらすじはこうです。
徐女官の死にショックを受ける王儇に、豫章王と寧朔に帰るよう諭す兄の王夙。
豫章王と王儇は、黒幕を表舞台に引き出すために一芝居打つことにする。
宋徐女官を殺害したことで完全に王藺の手先になった宋懐恩は、豫章王に「先帝殺しの汚名を着せたのは子澹だった」と証拠の密書を見せる。
憤る豫章王は寧朔軍を引き連れて太極殿に入り、大臣たちに「楝羽山の変の真犯人は皇帝だった」と糾弾する。
そして現れる皇帝。「信書は自分が書いた」と認めるのだった。
先帝と兵士のために、と剣を抜く豫章王。
そのとき、王儇が来て豫章王に「剣をおろして、謀反をおこしてはならない」と懸命に止める。
剣を振り上げた豫章王は、子澹ではなくその玉座の角を叩き割った。
翌朝、豫章王は寧朔軍を引き連れて皇都を後にする。
宋懐恩を用いて豫章王の謀反を制圧し、玉座を狙おうとした王藺の計画は成功しなかった。
そしていよいよ、王藺の最後の計画が実行されるーー。
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『上陽賦』相関図
引用元:WOWOW公式Twitter
『上陽賦じょうようふ』最終回ネタバレあらすじ
引用元:『上阳赋』Baidu百科
長年にわたり、王座につく日を狙っていた王藺(おうらん)。
いよいよ、決行の日が近づく。
王藺は次期皇帝となる赤子の静(せい)を始末するように命じる。
しかしそれを知った王夙(おうしゅく)により静は救われた。
その頃、王儇(おうけん)は玉秀(ぎょくしゅう)から宋懐恩の挙兵を知らされていた。
王藺が温宗慎(おんしゅうしん)ら臣下の前に姿を現すと、死んだと思っていた一同は驚く。
そして王藺は先帝の命によるとして「自分が皇帝の座につく」と一方的に宣言する、
しかしもちろん大臣たちは納得しない。
けれど王藺は、そんな彼らを捕らえ閉じ込めてしまうのだった。
殺されそうになり、掌返しで王藺の言い分に従う大臣たち。
そして皇宮に宋懐恩が率いる兵たちが向かう。
しかし宋懐恩の軍は廣陽門に到着したが、門は開かなかった。
皇太后は兄・王藺からの知らせで静を迎え受けるため門を開けさせようとしたが、王儇がそれを止めたのだった。
温宗慎と衛(えい)侯そして魏将軍が城楼にいた。
そこに玉秀が現れ、宋懐恩を止めようとするが彼は聞く耳を持たない。
玉秀は身を呈して宋懐恩を諌めようと、城楼から飛び降りて死んでしまう。
一方、寧朔に行くと見せかけた蕭綦(しょうき)の寧朔軍は、手はずを整え皇都へ入っていた。
皇帝・子澹を逃すため式乾殿に駆けつける王儇。
しかし二人が逃げ出そうとした秘密の抜け道から、すでに宋懐恩の兵が押し寄せていた。
王儇らを守る近衛兵と宋懐恩の兵の戦いが始まる。
胡瑶(こよう)も宋懐恩に立ち向かうが殺されてしまった。
太極殿に逃げた王儇と子澹。
しかしもう逃げ場はない。
宋懐恩の兵に追い詰められる二人。
宋懐恩は自ら上段へ登り、王座から降りなければ皇帝の首を斬ると言う。
憤る子澹は「お前の背後にいるのは誰だ?」と問う。
引用元:BSNHK『上陽賦』公式サイト
そこに扉を開け現れたのは王藺だった。
子澹と王儇の前に現れる王藺は龍袍(黄金の衣)を着ていた。
宋懐恩は王座に座る子澹を引きずり下ろす。
父を見て呆然とする王儇に、「やっとこの時が来た」と満足気に話す王藺。
王儇は「王位を簒奪して平和が訪れるわけがない」と自身の首に刃を向けながら説得するも、父の耳には届かない。
「自分以外にこの国を治めるにふさわしいものはいない」と王儇を諌めた王藺を、宋懐恩が背後から刺す。
そして豫章王との婚礼式のときのかんざしを出し、「自分の妃になってくれ」と王儇に頼む宋懐恩。
「卑劣な男だ」と王儇は宋懐恩の頬をぶつ。
とそのとき、王儇にせまる宋懐恩に向かって矢が射られた。
矢が宋懐恩の身体に命中したのを合図にするかのように、豫章王の軍兵が雄叫びを上げながらなだれ込んできた。
宋懐恩の兵と豫章王の兵が一斉に戦う。
そして豫章王が現れた。
引用元:『上陽賦』Baidu百科
目をみはる王儇。
あっという間に宋懐恩は囲まれ、槍で突かれた。
力尽きながら、「寧朔に帰りたい、首都にはもう来たくない」と宋懐恩は呟いて息絶えた。
その言葉を聞き、豫章王の頬にも涙がつたう。
こうして豫章王により、反乱は制圧されたーー。
子澹は自らの罪を認め王位を辞し、皇陵の墓守となった。
その後、皇位継承のすべてが終結し、王夙が宰相となり静を支えることとなる。
ある穏やかな日、王儇と豫章王そして王夙と顧采薇(こさいび)が並んで歩いている。
そのかたわらでは宋懐恩と玉秀の息子が、同じくらいの年頃の子供らと遊んでいた。
王儇と豫章王らは、都を離れ寧朔に旅立つのだ。
国は安定し黄金の時代を迎えることとなる。
王儇と豫章王は寧朔の草原で、子供らと手をつなぎ歩いている。
王儇が幼い頃遊んだように、国の領土を地面に表した地図の上を歌いながら歩く子どもたち。
自分たちの子供として孤児たちを育てている二人の彼らを見つめる瞳はとても優しい。
そして王儇のお腹は膨らんでいて、二人は子供の誕生を心待ちにしている。
広大な草原に明るい子どもたちの歌声が響いていた・・。
『上陽賦じょうようふ』ハッピーエンドの最終回まで見た感想
演技派揃いで見せるわかりやすいストーリー
引用元:TCEchannel公式You Tube中国時代劇「上陽賦~運命の王妃~」公式予告
ストーリーは、皇位継承を巡る争いを柱に、王儇と豫章王のラブストーリーが描かれていました。
チャン・ツィイーとジョウ・イーウェイはもちろん、その親世代の父役ユーホーウェイ、母役アンジー・チウ、皇后役シー・クー、謝貴妃役カラ・ワイとそれぞれが置かれた立場での欲望や愛を情感たっぷりに演じていましたね。
ポンコツに思えた三人の皇子たちもどんどんと変化してきて、なかでも第一皇子が皇帝然としてきた様子には、感慨深さも覚える程でした。
引用元:BSNHK『上陽賦』公式サイト
王儇は生まれたときから過分な愛を受けてきたからからこそ、あそこまで人を愛し信じる性格になったのでしょうか。
王儇の赦しの心の広さには、そこも許せるんだ!と驚くこともありましたが、その徳の高さ故に多くの人に愛されたのかもしれませんね。
あの気高い雰囲気もチャン・ツィイーだからこそ出せたのかな、と思います。
スパッと敵、味方で割り切れない権力闘争の世界。
”たとえ立場が違えようとも最後には、真摯な人が一番信頼される”と王儇を見てて思いました。
後半うるさい親娘が出てきたのにはうんざりしましたが、クランでの再会まで見ると納得のストーリーでした。
引用元:BSNHK『上陽賦』公式サイト
豫章王と王儇の苦難をともに乗り越えてきた夫婦愛が理想的です。
また私は、豫章王が南朝の宋を建てるところまで描かれるのかと思っていました。
史実では、豫章王のモデル・劉裕が帝位の禅譲を受けるものと見られるようになったのを受けて、長安には留まらず建康に戻った、という時期があります。
功績を上げながらも都から離れた、というところで終わったのでこれはこれでステキなハッピーエンドだった、と思います
史実ではその後も、武将間の争いや北方の匈奴からの侵略があり、劉裕は高齢(58歳)になってからついに東晋の皇帝から禅譲を受けて宋王朝(劉宋)を建国しています。
毎回豫章王の登場がかっこいい
引用元:『上陽賦』Baidu百科
もうね、あの結婚式の夜に逃げた男とは思えないくらい、その後王儇の危機を何度も颯爽と現れて救ってくれました。
豫章王のシーンが楽しみでしょうがなかったので、出番が少ない回が不満でしたね。
戦のシーンは馬や人の数が多くてさすが170億かけたドラマ!と思いました。
また楝羽山の変でも充分すぎるほどの戦シーンがあり、配下の光烈の最期と湖瑶のシーンは胸熱でした。
引用元:BSNHK『上陽賦』公式サイト
史実どおりの質実剛健で愛妻家という役がジョウ・イーウェイにピッタリでした。
ジョウ・イーウェイの日本での人気も一気に上がることでしょう。
『海上牧雲記〜3つの予言と王朝の謎』もジョウ・イーウェイのワイルドな魅力が味わえるドラマですよ。
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草原シーンのハッピーエンド
最終回が、序盤に二人が初めて心通わせたあの草原地帯だったところは、とても良かったと思います。
賀蘭箴(がらんしん)に誘拐された王儇を救い出し、過去のいきさつを水に流した二人。
馬で草原を駆け抜けたり、夜は民とともに焚き火の周りで踊ったり、ととても幸せなシーンがありました。
とても印象的な良いシーンだったので、最後またあのような風景の良いロケーションでのハッピーエンドだったので満足でした。
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