中国ドラマ『尚食』はウー・ジンイエンとシュー・カイ共演の宮廷時代劇です。
『瓔珞(エイラク)』で結ばれなかった二人の再共演とあって、本国でも放送前から大注目されたドラマ『尚食(しょうしょく)』を紹介していきます。
キャストや相関図・時代背景とあらすじそして感想を紹介します
中国ドラマ『尚食』はU-NEXTで独占配信中です。(2023年4月)
※配信状況は変わりますので、詳しくは公式サイトを御覧ください。
『尚食(しょうしょく)~美味なる恋は紫禁城で~』概要
主演:ウー・ジンイエン/シュー・カイ/ワン・チューラン/ワン・イージョー
原題:尚食 Royal Feast
話数:全40話
明の時代の宮廷を舞台に繰り広げられる、文武に優れた皇太孫と尚食局の女官との美味なるラブストーリー!!
ヒットドラマ「瓔珞<エイラク>~」の制作チームが再結集!!
有名なドラマプロデューサー、ユー・ジョン(于正)氏の作品です
衣装や小物美術品に至るまで、歴史検証された美しいものが見れると期待できますね!
また『尚食』は、登場する数々の料理も中国を代表する専門家たちが監修・調理したとのことです。
中には国宝級の料理人が腕を振るった美食もあります。
画面には、献立名も表記されているのが良いですね。
尚食局に入った新米女官3人の成長も描きながら、ラブストーリーとともにどのように女性たちが成長していくのか、も楽しみです。
『尚食(しょうしょく)』相関図
メインキャスト
姚子衿(ようしきん)役ウー・ジンイエン
- 尚食局の新人女官
- 優しく賢い
- 朱瞻基に愛され、後に皇后にまで昇りつめる
朱瞻基(しゅせんき)役シュー・カイ
- 永楽帝から最も寵愛を受ける孫
- 君主としての品格を持ち、情もあつい
- 姚子衿を愛し、後に皇帝となる
ウー・ジンイエンとシューカイのコメント動画です。
サブキャスト
それでは次にサブキャストを紹介します。
尚食局のメンバーから。
殷紫萍(いんしへい)役何瑞賢
- 尚食局での姚子衿の同僚
- 出自を偽ったことにより姚子衿と敵対するが、のちには親友となる
蘇月華(そげつか)役ワン・チューラン(王楚然)
- 尚食局での姚子衿の同僚でライバル
- 孟尚食の娘
游一帆役ワン・イージョン
- 陛下直属の護衛部隊・錦衣衛(きんいえい)の長
- 陛下の命で東宮を監視している
- 賢こすぎる姚子衿を怪しんでいる
胡善祥役ジヤンナン
- 朱瞻基の妻、皇太孫妃
- 家名のために皇太孫に嫁ぐも、宮廷の生活を嫌っている
尚食局の女官たち
- 孟尚食(紫ウン)・・・尚食局の長(上段左から2番め)
- 胡司膳(善囲)・・・孟尚食の下の位で彼女と敵対、皇太孫妃の姉(上段左から3番目)
- 王司膳(遥清)・・・胡司膳のライバル(上段右端)
下段3人が中核となる新人女官です。殷紫萍/姚子衿/蘇月華
尚食局でも、それぞれ皇族の権力をかさにして尚食局の長の位をめぐり争いがあります。
賢く料理の腕も良い姚子衿は、どうのし上がっていくのでしょうか?
中国ドラマ『尚食』はU-NEXTで独占配信中です。(2023年4月)
実話なのか?時代背景と実在の歴史モデルは?
『尚食』は、実話なのでしょうか?
そして、いつの時代の物語なのか、またモデルとなった実在人物はいるのか?を調べてみました。
『尚食』の時代背景は明の時代
中国の明時代(1368年から1644年)は、日本では室町時代から安土桃山時代にあたる時代です。
モンゴル民族が中国を支配していた元を滅ぼし、漢民族によって建国されたのが明なのでした。
『尚食』の時代背景は明の全盛期、1402年に第三代皇帝となった永楽帝の時代から始まります。
北京に、かの有名な紫禁城(現在の故宮博物院)を造営したのも永楽帝です
国際情勢としては、常に北方のモンゴルとの戦いが続いていました。
ストーリーの背景には、永楽帝の三人の息子である高熾・高煦・高燧の次期皇帝の後継争いがあります。
人徳はあるものの肥満体で虚弱な皇太子、高熾。
永楽帝はそんな長男の皇太子に不満を持っています。
しかし皇太子には瞻基という超優秀な息子がいたのです
高煦・高燧は、父とともにモンゴルとの戦いにも赴き信頼の厚い息子たちですが、乱暴者で文官からのウケが悪いというところがありました。
そのため永楽帝は皇太子をそのまま跡継ぎとし、瞻基を後の皇帝につけようとしたのです。
実在の人物の人生を描いているので、皇位を継ぐ、二人が婚姻するという大きな流れは実話です。
が、孫氏が尚食にいたことや出会いなどは、フィクションです。
瞻基の実在歴史モデルは第五代皇帝・宣徳帝(せんとくてい)
瞻基は、歴史上の実在する人物・宣徳帝をモデルにしています。
(1399年3月16日~ 1435年1月31日))
永楽帝に信頼される文武両道の賢い孫です。
父・第四代皇帝洪熙帝(こうきてい)を助け、自らも第五代皇帝の座につきます。
女官である孫氏を愛し、後には皇后までにします。
彼女との間には、息子・朱祁鎮(英宗)が生まれました。
瞻基は短命で36歳でその人生を終えました。
二人は同い年なのです。
瞻基が、皇后が殉じて死ななくても良いように書き記したというのを知ると、どれだけ深く愛していたのだろうと思います
宣徳帝と孫氏の愛は歴史に残るだけある素晴らしいラブストーリーですね。
姚子衿の実在歴史モデルは孫氏・孝恭章皇后(こうきょうしょうこうごう)
孝恭章皇后(1399年3月13日~1462年9月26日)
孫氏は10代から皇太子のところに入り、そこで瞻基と出会いお互いに好きあうようになります。
祖父である永楽帝の命により胡善祥が瞻基の正室となるのですが、瞻基は孫氏を側室として寵愛します。
1417年から宣徳帝の妻になった、というのですから18歳ですね。
そしてのちには子がいないことで胡善祥を廃后すると、孫氏を皇后として迎えるのでした。
そして36歳で夫を亡くしてしまうのです。
この後、息子を支え国を治める力も持つような女性になっていくのですね。
自分を皇后にして生涯愛してくれた宣徳帝とともにいた時が、一番幸せだったことだろうなと思います
中国ドラマ『尚食』はU-NEXTで独占配信中です。(2023年4月)
あらすじ
永楽20年。
第3代皇帝の永楽帝・朱棣が北征から帰還する頃、皇太孫の朱瞻基は南巡から戻る途中でした。
一方、宮中の尚食局では新しい掌膳の選抜が行なわれ、厨師として働きたいと願う姚子衿、蘇月華、殷紫萍の3人は審査のための料理作りに励んでいます。
新人女官3人は、無事に尚食局に入る事ができました。
尚食局のメンバーは、太っているため肉を禁止された皇太子のために腕をふるったり、御膳の権利を懸けた尚膳監との勝負があったりといつも力を試されます。
そして賢い姚子衿は、窮地を何度もその知恵と腕で切り抜けるのでした。
何から何まで完璧な姚子衿。
皇太孫は、とあることから姚子衿に興味を持ち、そして美味しい料理も気に入って彼女とだんだん親しくなっていきます。
姚子衿も皇太孫のことを慕わしく思っていましたが、皇太孫のところの女官になるよりも尚食局で働きたい、と言うのでした。
しかし、相思相愛に見えた二人の間には、大きな秘密がありました・・・。
感想
シュー・カイとウー・ジンイエンの再共演ということで、瓔珞ファンのふーみーとしては、期待大です!
姚子衿は、瓔珞ほどのパンチがないので最初物足りなく感じます。
ですが、寛容で賢い姚子衿が自らの命を狙った殷紫萍を許す姿を見て、新たなヒロイン像だと思いました。
宮廷ドラマだと、皇帝の寵愛を巡る争いが定番ですよね?
しかし『尚食』はどちらかというと職位を巡る尚食局の争いが主であり、皇位を争う男性の戦いが背景にある感じです。
シュー・カイはいつ見てもどんな姿もかっこいいので、シュー・カイを見るだけでも楽しみなドラマです。
また主演の二人は2回めの共演とあってラブラブシーンもNGなしで、とても良いケミを披露してくれたそうです。
王道のお姫様だっこや、腰クイ寄せ、寝顔にキスなどキュンシーンも満載です!
ストーリーも宮廷ドラマもわりには、あまり重くないので(不幸度・イライラ度)見やすいと思います。
そして衣装がとても豪華で光沢があり綺麗です
女性も男性も下の衣装がプリーツになっていて広がる様子も美しかったです。
お金かけてるのがわかりますね。
またメインとなる料理も、宮廷料理だからか見たことのない珍しい物が多く美味しそうです。
薬膳的な知識とかも披露され”さすが中国!”という感じですよ。
史実から愛し合って結婚するのがわかっているので、そのプロセスを楽しんで見ることができますね。
まとめ
中国ドラマ『尚食』の
- キャスト 登場人物
- 相関図
- 時代背景
- あらすじ
- 感想
を紹介しました。
『尚食』は、シュー・カイとウー・ジンイエンの夢の再共演が見れるドラマです!
美味しそうな料理と美しい衣装など見ていて楽しみ満載のドラマです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
中国ドラマ『尚食』はU-NEXTで独占配信中です。(2023年4月)
全48話中35話まで配信されています。(2023年4月14日)
※配信状況は変わりますので、詳しくは公式サイトを御覧ください。
U-NEXTについてはこちら
にほんブログ村