「蘭香如故」最終回あらすじと感想|蘭香が貫いた信念と人生の結末

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沈家の悲劇に始まり、次々と立ちはだかる敵や陰謀に立ち向かってきた蘭香。
幾多の苦難を乗り越え、愛する人たちを守るために戦い続けた彼女は、最後にどのような人生を迎えるのでしょうか。
『蘭香如故』最終回のあらすじと感想をお届けします。
登場人物の説明
太上皇: 一度は皇位を退いたものの、再び皇帝の座に返り咲いた。
韓梁: 林錦岐と同じ守一先生の弟子で、陳王の即位を支持したものの、太上皇の復位によって悲劇的な最期を迎える。
守一先生: 林錦岐や韓梁の師であり、沈家の名誉回復を願って奔走し、知略を用いて投獄された官吏たちの釈放にも尽力する。
「蘭香如故」最終回あらすじネタバレ

太上皇が再び皇帝の座に返り咲き、韓梁は殿門の前で一夜を明かすことになります。
皇帝の許しがなければその場を離れることもできず、降りしきる雪の中、翌朝には凍死した姿で発見されました。
韓梁とともに陳王を擁立した大臣たちも、次々と投獄されてしまいます。
半年後、金陵に戻った林錦岐は、同門の弟子である韓梁の棺と妻子を伴い、蘇州へ向かいます。
韓梁を葬った後、妻の董氏は金陵に残り、かつての韓家の屋敷で暮らすことになりました。
韓梁の死を知った守一先生は、孫に助けられながら各地の文人たちと連名で上奏し、沈家の名誉回復を訴えます。
蘭香は、沈家の冤罪こそ晴らせなかったものの、投獄されていたほかの官吏たちが釈放されたことに気づきました。
守一先生は、別の目的を果たすために、あえて沈家の件を訴えたのです。
帰郷した林錦岐はもう蘭香のもとを離れず、娘の澂姐児にも剣術を教えます。
女性だからといって生き方を制限することなく、自分の身を守る術を授けたのでした。
澂姐児が十六歳になった頃、林錦岐は娘に、「武芸は身を守るためのものだから、できる限り争いを避けるように」と言い聞かせます。
そして、どうしても戦わなければならないときには覚悟を持つこと、何よりも両親は娘に生きていてほしいと願っていることを伝えました。
その夜、林錦岐は蘭香とともに月老廟で求めた赤い糸を結び、来世でも夫婦になりたいと願います。
もっと早く彼女と結ばれると知っていたなら、金州にいた頃から自分の身を大切にしておけばよかった……。
そう語った林錦岐は、まだ五十歳にも満たない若さで静かに息を引き取りました。
蘭香は夫のそばに寄り添い、長い間、黙って座り続けます。
その後、蘭香は大切な人々を一人、また一人と見送りながら、年老いていきました。
彼女は沈家で過ごした日々を記録するために書き始めた物語を、やがて時代に翻弄された多くの女性たちの作品へと広げていきます。
そして、いつか沈家の無実が明らかになることを願い、筆を執り続けました。
やがて『沈家記』を書き終えた蘭香は、香袋を手に静かに目を閉じます。
長い人生を生き抜き、天寿を全うしたのでした。
それから百十三年後、ついに皇帝によって沈家の名誉回復が命じられます。
沈家の女性たちの節義が称えられ、遺骨は故郷へ戻され、墓と祠が建てられました。
「蘭香如故」最終回の感想

「蘭香如故」面白かったです!!そして最終回は泣けました!
譚松韻の安定の演技力と劉学義のクールさのケミがよくて、またストーリー展開もテンポよく次々と起こる難題にハラハラしたりワクワクしたりしながら配信を楽しめました♪
最終回、蘭香は愛する人たちを次々と見送り、林錦岐とも別れなければなりません。
林錦岐が亡くなる場面も、本当につらかったです。
林錦岐は来世でも蘭香と夫婦になりたいと願い、赤い糸で二人を結ぶ。そして、もっと早く彼女と結ばれるとわかっていたら、金州にいた頃から自分の身を大切にしていたのに、と悔やみます……。
二人がようやく一緒になれたのに、幸せな時間は永遠には続かない。だからこそ、林錦岐が蘭香をどれほど大切に思っていたかが伝わってくる。
林錦岐の愛、深いですよね~。
蘭香が生涯をかけて守り、書き残した沈家の物語。
最初は自分の人生や沈家で起きたことを残すためだったのに、やがて彼女は、自分だけではなく、時代に翻弄された多くの女性たちへと目を向けていきます。
自分の人生を記録することが、声を上げることのできなかった女性たちの人生を残すことにつながったわけです。
彼女がこの世を去ってから百十三年もの歳月が流れた後、ようやくその願いが叶い、沈家の名誉は回復されました。
私がこの最終回でいちばん胸に迫るのは、蘭香が生きている間には、沈家の名誉が回復されなかったことです。
それが逆にリアルな歴史の哀しみを感じさせられました。ここが、この「蘭香如故」のとても深いところだと感じました。
百十三年後に沈家の名誉が回復された時、そのときには蘭香も林錦岐も、もうこの世にはいません。
願いが叶った喜びと、本人たちにはその知らせが届かない悲しさ。その両方が残る結末でした。
また林錦岐との死別後の蘭香の姿も印象に残りました。
林錦岐との死別は、時間が経てばすべて癒えるような悲しみではなかったはずです。
それでも蘭香は、悲しみの中で人生を終えるのではなく、書くことを通して自分にできることを続けました。
そして、書き残したのは自分の悲しい人生だけではありません。
時代に翻弄され、声を上げることさえ難しかった女性たちの苦悩や生き方にも目を向けたのです。
自分が経験した苦しみを、ほかの誰かの苦しみを理解する力に変えていく。
ふーみーは、蘭香の生き方の素晴らしさは、そこにあると思いました。
今回の結末から感じたのは、こんなことです。
人生には、自分の力では変えられない悲しみがある。それでも、自分の意志で選び、続けられることはある。
蘭香にとって、それが書くことだったのでしょうね。
晩年まで生き抜いた蘭香の姿は本当にすがすがしいものでした。
沢山泣いたけれど、温かな希望の光を見出す素晴らしい最終回でした!!
蘭香が生涯をかけて守り抜いた沈家の物語。時代に翻弄されながらも、自分の信念を貫いた彼女の生き方は、深く心に残ります。
中国ドラマには、壮大な歴史の中で懸命に生きる女性たちや、困難に立ち向かう人々を描いた作品が数多くあります。
「蘭香如故」のように、心に残る中国時代劇をもっと見たいと思った方もいるのではないでしょうか。
中国ドラマは、動画配信サービスによって見られる作品が異なります。
次に見る作品を探している方は、こちらの記事で主要なVODを比較していますので、ぜひ参考にしてください。


