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『慶余年2(けいよねん2/続編)』の35話:ネタバレ・あらすじ

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『慶余年けいよねん2(2季/続編)』の35話のネタバレ・あらすじを書いています。

蘇州に到着した范閑は、いよいよ明家の当主・明青達及びその母・明老太太(明家の実権者)と対面します。

明青達らは「范閑討伐の懸賞令」を自らは預かり知らない事であり、犯人を今日中に見つけ出し報告すると范閑に約束するのです。

范閑は明家から無事、三大坊を引き継ぐ事ができるのでしょうか?

気になる『慶余年けいよねん2(2季/続編)』の35話のネタバレ・あらすじです。

『慶余年2(2季/続編)』の35話:ネタバレ・あらすじ

范閑(ファン・シエン)は海棠朵朵(ハイタン・ドゥオドゥオ)の口から、「天一道心法」が母・叶軽眉(イエ・チンメイ)の遺したものであり、苦荷(クーハー)はただ本来の持ち主へ返したに過ぎないことを知る。
海棠朵朵は世間話のように、范閑の結婚後の暮らしを尋ねる。

范閑は軽く「順調だ」と答えるが、海棠朵朵は「これは司理理(スー・リーリー)に頼まれて聞いたの」と説明する。

三皇子・李承平(リー・チェンピン)と史闡立(シー・チャンリー)は顔を見合わせ、范閑には海棠朵朵だけでなく司理理とも関わりがあることに驚く。

懸賞金を出して船を襲わせた犯人をその日中に見つけると言った明家に、一人で訪れた范閑。

范閑が明家を訪れると、明老太太が明青達の従弟を養子に迎え入れ、その従弟の四人の子どもたちを呼んで儀式を行う場面であった。


しかし儀式が終わると、ここからが本題と明青達は言い、その従弟こそが買収され、密かに懸賞令を出して范闲を刺殺しようとした内通者だと告発する。

そして范閑に「こいつに極刑を」と短刀を渡し迫る。

范閑は母子が芝居を打って自分を威圧していると見抜き、その従弟を連れ帰ってじっくり調べるつもりだとかえす。
明老太太は従弟に「素直に調べを受けろ、子どもたちは大切にする」と言って慰めるが、従弟は苦しそうな顔で死を意する。

そして突然柱に頭を打ちつけて自決してしまい、范閑は怒りに歯ぎしりする。

明青達は亡骸がいるか?と范閑に聞き、彼は死人を尋問できるか!と答える。

明青達は従弟の死体を運び出す。

従弟を葬ると行った先には流民となった者が集まっていた。

行き場のない農民たちは明家に身を寄せ、「家族のためなら死んでもいい」と覚悟を示す。

明青達は彼らに「家族は一生養う」と誓い、毒酒を飲ませて次々と死なせた。

その死体の数は、三大坊で働いている人数と同じ数であった。

その後、明青達は范閑のもとには行かず、密かに謝必安(シエ・ビアン)と会う。

明青達は、李承沢(二皇子)と李云睿(リー・ユンルイ)に永遠に忠誠を誓い、范閑には追従しないと言った。

謝必安は「安心せよ。范閑は二日後に必ず死ぬ」と自信たっぷりに言う。

「長公主がある人物と話をつけた」と。

明青達はわざと時間を引き延ばし、お茶を飲みながら雑談して謝必安を足止めする。

そのころ、明老太太は范閑を夕餉の宴に招き、二十万両の銀子を寄付すると申し出る。

しかし彼女は「三大坊は李云睿の内庫の代理販売をしているが、毎年赤字で困窮している」と泣きつき、「だからこそ国家のために尽くしたい」と強調する。

さらに「三大坊をすぐに内庫の転運司に引き渡すが、明家は引き続き代理運営したい」と要求する。
范閑はその場で「毎年赤字なら、なぜ必死に三大坊を手放さないのか」と矛盾を突く。

その時、空が赤くなり大火事が起こった。

その時、三大坊の倉庫が火事になり、明青達は慌てて報告に来る。

范閑は明家の仕業を疑うが、明老太太と明青達には范閑自身がいたその時明家にいた、というアリバイがあった。

明青達は、必ず火事の原因を究明する、としらじらしく范閑に誓う。

范閑は江南の抱月楼支店に滞在していた。

一方、王啓年(ワン・チーニエン)が現場を調べると、倉庫の物資はすべて灰になり、番頭や倉庫の人間は皆殺され、しかも死体は殺害後に焼かれていたと判明する。

范閑は「倉庫は事前に空にされ、火事は証拠隠滅だ」と推理する。

李承平は「明家が人を殺して火事を起こすはずがない」と言うが、史闡立は故郷・史家鎮が焼かれたことを思い出し、胸を痛める。

范閑は史闡立を慰め、李承平には「富は神をも動かし、人を鬼にもする」と言った。

果たして范閑の読み通り、この火事は明青達の仕組んだことだった。

范閑が京都に戻れば、倉庫の物資と労働者を再び呼び戻す算段だったのだ。

明老太太は表面上は彼を褒め称えながらも、内心では「自分の地位を奪うのでは」と恐れた。

明青達は「三大坊を死守する」と決意する。

范閑は江南の最大の障壁について二人と語り合う。

三大坊は莫大な利益を生む宝庫であり、そこには天下無双の工芸技術 ― ガラス製造、製糖、綿織物、香水 ― が受け継がれている。

しかし明家が富むばかりで江南の多くの民は貧しかった。

范閑は天下の民が共に富むため「これらの技術を天下に広めたい」と考える。

しかし李承平は「まずは慶帝に報告すべきだ」と助言する。

続きはこちら。

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板前魂
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