韓国ドラマ「瑞草洞（ソチョドン／Seocho‑dong）」は、法律が交錯するソウルの司法タウン・瑞草洞(ソチョドン)を舞台に、5人のアソシエイト（所属）弁護士たちが、仕事と人生の狭間で成長していく群像ヒューマン・ドラマです。
脚本が現役弁護士の イ・スンヒョンが担当しただけあって、リアルな法曹の現場描写が特長となっています。
またイ・ジョンソクとムン・ガヨンというビジュアル最高のカップルビジュアルのケミも注目です！
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「瑞草洞(ソチョドン)」あらすじ
ソウル・瑞草洞の高層ビルには複数の法律事務所が入っており、そこに集う5人の若手弁護士たちがいる。
彼らはそれぞれ所属する事務所は異なるが、同じアソシエイト（雇われ）弁護士という立場である。
このビルの7階で働くのが、最も古株のアソシエイト弁護士がアン・ジュヒョン（イ・ジョンソク）だ。
弁護士5年目以降には独立したり、パートナー弁護士になるものも多い中、ジュヒョンはベテランアソシエイト弁護士となっている。
同じ事務所のペ・ムンジョン（リュ・ヘヨン）や5階のチョ・チャンウォン（カン・ユソク）6階のハ・サンギ（イム・ソンジェ）8階のユ・ウンドクとは、“オベンジャス”と呼び合うランチ仲間だ。
日々山ほどの民事訴訟案件を抱えながらも、この仲間といるときだけはホッとすることができる。
しかしユ・ウンドクが退社することになり、昼に続き夜も集まり彼を送り出す会を開く予定だ。
ジュヒョンはブラインドデートがあるから遅くなるというが、メンバーはどんな女性でもきっと気に入らないだろうと口々に言い合う。
夜、4人が集まっていると、さして遅れもせずジュヒョンは合流する。
やっぱりジュヒョンのおメガネに叶わなかったようだ。これは過去の恋愛に関係してるのか、と憶測されるジュヒョンである。
ユンドクの送別会の翌日、すでに彼はグループチャットから抜けていた。
驚くチャンウォンに、俺が抜けるように言った、ランチに行けないのに残られても…と答えるジュヒョンだった。
そして彼の代わりに一人の新米弁護士が、8階の事務所に入ることになる。
彼女こそがカン・ヒジ（ムン・ガヨン）であった。
路上で売っているお婆さんの栗を全部買ったりする心優しいヒジは、新しい事務所に入り、先任者のユンドクからの引き継ぎ書類を読んでいた。
多くの案件の内容とともに、4人の仲間の情報が書いてあった。
4人の連絡先を見ていると、そのなかの1人ジュヒョンの後ろ姿の画像に目が止まる。
ヒジは、ムンジョンに連絡し、その日の夜4人の集りに合流する約束をした。
一方、ジュヒョン。
今彼が抱えている案件は、盲目の会計士の障害事件の控訴であった。
会計士に暴力を振るわれたとする告訴を一回は認めたものの、会計士の資格を剥奪されるとわかり、上訴を決め無罪を訴えるというものだった。
しかしジュヒョンは、現場で会計士と話し、また偶然知り得た情報から客と会計士が同性愛の恋人だったことを見つける。
そして2人の間の借金問題がこじれて、偽りの障害事件をでっち上げられたとし、無罪を訴えた。
あえて2人の関係を恋人と言わず、親しい関係とだけして、2人の心の負担も軽くなるようにしたジュヒョンに会計士は心から感謝する。
ジュヒョンは、「私は証拠から導き出せる事実を描いただけ、真実はあなただけしかわからない」と静かに答えた。
そして夜になり、ムンジョン、チャンウォン、サンギが集まった店にジュヒョンも来た。
そして遅れて入って来たヒジを見てジュヒョンの顔色が変わった・・。
「瑞草洞(ソチョドン)」登場人物・キャスト
「瑞草洞(ソチョドン)」の主な登場人物とそのキャストを紹介します。
アン・ジュヒョン（イ・ジョンソク）
- 9年目の ベテランアソシエイト(所属)弁護士
- 冷静で頼れる存在
- 独立するよりアソシエイト弁護士であることを選ぶ
- 昔出会った女性・カン・ヒジに対し密かな思いを抱えている
カン・ヒジ（ムン・ガヨン）
- 恋愛も仕事も一生懸命な新米弁護士（1年目）
- 明るく前向き
- アーティスト志望から弁護士へ転向
- 旅先で出会ったジュヒョンのことを忘れられずにいた
チョ・チャンウォン（カン・ユソク）
- おしゃべり好きでムードメーカー
- 仲間のランチ会を盛り上げる存在
ペ・ムンジョン（リュ・ヘヨン）
- 実質的リーダー格、知的でしっかり者
- 冷静にまとめ役を務める
ハ・サンギ（イム・ソンジェ）
- 個人主義ながらも率直な性格
- ランチタイムだけは素の一面を見せる倹約家
キム・ヒョンミン（ヨム・ヘラン）
ビルの大家で影響力を持つ
「瑞草洞(ソチョドン)」概要：制作スタッフ
原題：서초동（英題：Law and The City）
脚本：現役弁護士 イ・スンヒョン
実体験に基づくリアルな法曹の現場描写が特長
演出：『W』『Kairos』『Adamas』のパク・スンウ監督
放送：tvN（2025年7月5日～8月10日 全12話／土日夜9:20～）
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「瑞草洞(ソチョドン)」 見どころ
「瑞草洞(ソチョドン)」 見どころと感想を書きます。
見どころ①法廷の緊張感と昼の“仲間時間”との対比
様々な事件を扱い、主人公たちがどのように弁護士の仕事を全うしていくのか、事件に関係する人々の葛藤も描き出されます。
見どころ②ジュヒョン×ヒジの再会ロマンス
第1話で2人の過去がチラリと示され、今後の関係性に胸が高鳴ります。
大学時代と10年後の現在、2人の何があったのか、そしてこれからは…？
見どころ③リアル職場ドラマ
サラリーマンとしての弁護士の役どころなので、事件処理や仲間との距離感、仕事への葛藤など、多面的なドラマが丁寧に描かれます。
「瑞草洞（ソチョドン）」感想
イ・ジョンソクのスーツ姿がかっよくて、くたびれた弁護士のナレに「んなこたないわ！」て声でました。
ジュヒョンは９年目の弁護士ということで大人な雰囲気もありますが、チョロチョロとジョンソクの可愛さが漏れ出ていまして・。
ムン・ガヨン演じるヒジと出会った回想シーンも違和感なく大学生役をこなしていました。
もうこの2人が爽やかさすぎて、画面から涼やかな風が吹いてきた～と思いましたわ。
あとこの残り3人もみんな大好きになれるキャラですね。
カンユソクは「レジデント生活」と似たイメージで優しく社交的なムードメーカーですし、リュ・ヘヨンも勝ち気だけれどさっぱりした付き合いやすいタイプの女性です。
エレベーターでいつも自分の降りる階しか押さない自己完結タイプをイム・ソンジェがこれまたうまく演じています。
5人を見てるだけで楽しいんです！
またね、この5人でランチを食べるシーンがとっても美味しそうなんですよね。
もちろん弁護士さんたち、仕事に一生懸命ではあるんだけれど、「食べるためには働かないとね！」という庶民の気持ちを代弁するようなセリフもあり、うん、どんな仕事も大変よね～とつぶやきながら見てしまいます。
イジョンソクが好きな方、ムン・ガヨンが好きな方、恋も仕事も頑張りたくなる恋愛ドラマが好きな方、仲間との絆を描いたヒューマンドラマが好きな方にはとってもオススメです！
「瑞草洞（ソチョドン）」まとめ
『瑞草洞（Seochodong）』はただのリーガルドラマではなく、仕事・友情・恋愛・成長が交差する、人生の一部に寄り添う温かな物語です。
法廷のドラマチックな戦いだけでなく、弁護士たちの日常や心の揺れがリアルに描かれ、共感と癒しに満ちています。
ぜひ、イ・ジョンソク＆ムン・ガヨンをはじめ5人のアソシエイトたちが織りなす喜怒哀楽成長ストーリー「瑞草洞」を楽しんでくださいね！
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