中国ドラマ『黒豊と白夕（こくほうとはくせき）～天下を守る恋人たち～』は『プラチナの恋人たち』のヤン・ヤンと『花の都に虎われて』のチャオ・ルースー共演の大ヒットラブアクション史劇です。
中国ドラマ『黒豊と白夕（こくほうとはくせき）～天下を守る恋人たち～』のあらすじ2話・3話・4話・5話・6話・7話・8話をネタバレありで紹介します。
『黒豊と白夕：こくほうとはくせき』相関図
『こくほうとはくせき』2話ネタバレあらすじ
冀州(きしゅう)の世子・皇朝(こうちょう)は大将軍・燕瀛洲(えんえんしゅう)の死を知らされる。
そして玄極令(げんきょくれい)が白風夕(はくゆうせき)に渡ったと知り、捜索に向かう。
崖から落ちて気を失っていた白風夕が目覚め、玄極令が偽物であった事を知る。
玄極令に仕込まれていた毒にあたった白風夕に、解毒の薬を調合してあげる黒豊息(こくほうしょく)。
助けられた白風夕だが、黒豊息に対し良い感情は持っていないようだ。
義に生きる白風夕には黒豊息が”自らの得しか考えていない策士”と映っている。
そして白風夕は、燕瀛洲と死ぬ前に交わした約束を守るべく、玄極令を皇朝に届けることにする。
しかし白風夕が宣山から下りると、韓家を一家虐殺した犯人として大勢に囲まれてしまう。
白風夕は先日霊薬を盗みに来ていたのでその犯人と疑われたが、黒豊息が「共にいた」と証言してその場をおさめ、潔白を証明することとなる。
真犯人の手がかりを探すべく、焼け野原となった韓家に来た黒豊息と白風夕。
手口から見て、この虐殺は断魂門(だんこんもん)の仕業と推測する。
そして一家皆殺しのなか、ひとり生き残った幼い男児・韓樸(かんぼく)を隠し部屋で見つける。
断魂門はなぜ、韓家を襲ったのか？
それは霊薬とその霊薬を作る秘方の書を手に入れるため、とみられた。
“秘方を黒豊息が手に入れた”という噂を流し、敵を誘い出す白風夕。
案の定、断魂門の賊が黒豊息を襲い、”尚の文字が刻まれた銀葉”という手がかりをつかむ。
(ここでの銀葉は通貨の役割をするもの)
その銀葉は国に匹敵する財を持つ、虞城(ぐじょう)の豪商・尚家のものであった。
韓家を襲った断魂門と尚家、その関わりを調べるべく二人は、虞城へ向かう。
道中の籠のなかでも、小さなことで言い争う黒豊息と白風夕。
そのなかで黒豊息が青洲の公主・風惜雲(ほうせきうん)と出会った時の話をし、白風夕は彼が風惜雲に好意を寄せていると知る。
なにせ自分のことなので驚くも、素知らぬふりをする白風夕。
一方、白風夕が玄極令を手にいれたと聞いた者たちが、天霜門（てんそうもん）に押しかけ「玄極令を出せ」と門も前で騒いでいる。
しかし白建徳(はくけんとく)宗主が出てきて「玄極令を横取りする気などない」と語り、それを信じて皆は帰った。
宗主は顧宇(こう)に白風夕を連れ帰るよう命令する。
虞城へ向かう道中。
食事に来た場で講談師の”黒息と白夕”の講談を聞くと、「白夕と黒息にして」と銀葉を投げる白風夕。
「二番手はいや」という白風夕に頭をふる黒豊息だ。
その後、黒豊息・白風夕・韓樸・鐘離は、再び断魂門に再び襲われる。
しかし黒豊息・白風夕の最強ペアの前に断魂門の者どもは、ひとたまりもない。
送った手下を全滅させられた断魂門のかしらは、「さすが、黒豊息と白風夕。虞城で待とう」と腕組みした。
敵をくだした黒豊息らは、再び虞城を目指すーー。
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『こくほうとはくせき』3話ネタバレあらすじ
玄極令の紛失事件には、裏がある事を知った黒豊息と白風夕。
そして世を乱すように断魂門が殺戮を始めたのはなぜか？
断魂門と結託しているのが疑われる尚家を探るため、黒豊息と白風夕は虞城(ぐじょう)を訪れた。
尚家に近づくため、対立関係にある祁家から情報を得ようと図る黒豊息。
祁家は尚家と並ぶ豪商ながら、塩の専売許可証も尚家に奪われ2番手に甘んじているのだ。
わざと祁家の子息を怒らせ、塩の専売許可証をエサに、祁家の主から財と尚家の情報を得る黒豊息の策士ぶりに”あくどい”と呆れる白風夕だ。
黒豊息は尚家の当主・尚也(しょうや)が離芳閣に現れることを聞き出し、白風夕を舞妓に変装させて送り込む。
尚也の前で見事な舞を見せ、彼が迫るのをうまく避けながら、塩の専売許可証を出させる白風夕。
そして尚也から「自分には断魂門がついているから、祁家などもうライバルではない」ということも聞き出した。
その後黒豊息も現れ、尚也を身動きできなくした上で、断魂門の根城を聞き出そうとするも尚也はスキを見て逃げ出してしまう。
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彼を泳がせ、断魂門の分城を突き止めた。そこで現れた断魂門の武者と戦う黒豊息と白風夕。
黒豊息の武器は扇子だ。くるくると舞い、敵の首を切る。
白風夕も白綾であざやかに応戦する。
しかし毒を撒かれ、尚也は逃げ切ってしまうのだった。
残された手がかりは”蛩蛩と距虚(きょうきょうときょきょ)”が描かれた手巾。
”蛩蛩と距虚”とは伝説の珍獣で、「同類で寄り添っていて私達のようだ」と語る黒豊息。
白風夕は黒豊息に由来を聞くが「知らない」というすげない答えだ。
しかし虞城一の豪商をも従わせる力の象徴であることは間違いなかった。
尚也は逃げ切ってしまうが、虞城の断魂門の根城はなくなったので、これで二人の目的は達成され解散することにする。
白風夕は黒豊息と別れ、韓樸と天霜門（てんそうもん）へ帰途につく。
帰りの道中、商州が戦を仕掛け流民が増えている事を知る白風夕だった。
『黒豊と白夕』4話ネタバレあらすじ
引用元：『且試天下』Baidu百科
洛城の門の前。
商州の軍1万の兵を引き連れ、開門を迫る商軍の将軍。
洛城城主は「この戦に勝ち目はない、降ることもできず帝都からの援軍も期待できない」と洛城側の将軍とともに頭を抱える。
そこに現れたのが玉無縁(ぎょくむえん)だった。
玉無縁は商軍の范将軍に、和議の申し出をし承諾を得る。
一方白風夕は帰りの山道で、誤解から皇朝や簫雪空(しょうせつこう)と戦うことになる。
手合わせし、皇朝は白風夕の実力に感嘆する。
白風夕も皇朝とわかるや燕瀛洲(えんえんしゅう)に託された玄極令を皇朝に渡すのだった。真贋は自分で確かめるように伝えて。
顔を炭で汚されていた白風夕が、まさか絶世の美女と噂される本人とは気づかなったと驚く皇朝。
燕瀛洲との約束を果たした白風夕は韓樸と帰途を急ぐ。
商軍の軍営では、和議に応じ停戦した范将軍を太監が捕えてしまう。
そして再び、落城に開門を迫る商軍。
玉無縁が指揮を執り、いよいよ開戦しかない、となったその時！
黒豊息が飛んできて、太監の前に現れる。
「冀州の兵が半日後にはここに着く。そしてお前が玉無縁に敵うはずがない。帰って王に伝えよ。欲に目がくらんではならないと」
黒豊息の言葉にぐうの音もでない太監は撤退するしかなかった。
その夜、黒豊息は玉無縁と会い、「無駄な戦は避けなければならない」と語り合う。
落日楼で酒を飲み語り合う二人。その時、玉無縁の元に文が届く。
手紙は玉無縁を師と仰ぐ皇朝からのものであった。
燕瀛洲の死と引き換えに玄極令を手にいれたこと、そして白風夕と出会ったことが記されていた。
引用元：『且試天下』Baidu百科
皇朝が玉無縁を手にいれ覇権を目指す道筋も得たように思っていることも想像に難くないことだった。
今日は商州を止めたが、次には冀州がどうでるかわからない、今はそういう不安定な政情であった。
天霜門に帰り着いた白風夕は、師父である白建徳(はくけんとく)宗主にこれまでの経緯を報告する。
極悪非道な断魂門の話をして、”蛩蛩と距虚”の刺繍の手巾のことに話が及ぶ。
すると白建徳は、崇徳の戦いの話をする。
「謎の軍隊が帝都を襲った。悪辣な賊の軍であったが、その正体は謎のままだ。その軍隊の旗印こそが”蛩蛩と距虚”だったのだ」
その当時は6州の絆もあり援軍が帝都を助けたが、皇帝の求心力が薄れた今、再び危機が訪れようとしているのだった・・。
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『こくほうとはくせき』5話ネタバレあらすじ
引用元：『且試天下』Baidu百科
雍州温泉宮
雍州の第三皇子・豊莒が第二皇子の豊蘭息(ほうらんしょく)の逗留中の温泉宮へ向かっている。
今日の練兵で競った第一皇子・豊萇と同じ宿に泊まりたくないからだ。
温泉宮では、環娘や任センウがそのことを知り大慌て。
なぜなら豊蘭息こそが黒豊息で、今療養中の身となっているのが表向きの姿だからだ。
豊莒は見舞いと称して門の前まで来た。
環娘は「誰も入れてはならないと命じられた」と門の前で豊莒を入れまいと頑張る。
任センウはこの窮地を父に知らせる。
しばらくして豊萇もやってくる。入れまいとする環娘をムチで何回もすえ打つ豊萇。
さすがに豊莒も止めに入る。
そうこうするうちに任都督が帰ってきた。
気功療法をやっているという言い訳で、身代わりの人物がドアの障子ごしの姿を豊莒に見せつけ、危機を乗り越えた。
どうやら豊萇はあえて環娘を痛めて、豊莒が中に入るのを食い止めてくれようとしたらしい。
豊莒は、一旦帰ったものの一抹の疑心を持つ。
怪しさを感じた豊莒は、今度は父・雍州王と一緒に温泉宮にいくことにする。
豊蘭息は、この窮状を知り帰途を急ぐ。
そして再び雍州王を連れ豊莒が訪れると、そこには床に横になった弱りきった豊蘭息がいた。
雍州王は、庶子である豊莒を可愛がっているが、豊蘭息を見捨てているわけではない。
ただ病弱な豊蘭息は世子としてふさわしくないのではないか、と思っているようだ。
亡き母のことを思う豊蘭息の気持ちを汲み、温泉宮から家に帰るように命が下される。
いよいよ、雍州における三人の皇子の跡目争いの幕がきって落とされたのだ。
まず豊蘭息にも秋の狩猟大会への参加が求められた。
それは朝廷に影響力のある鳳家の当主の婿選びでもあった。
引用元：『且試天下』Baidu百科
統率力や文才までも考課される内容で、鳳棲梧(ほうせいご)の婿に誰がふさわしいか見極める大会だ。
豊家と朝廷で力ある吏部尚書・鳳家の結びつきは、今後のため豊蘭息も欲しいと願う絆であった。
一方江湖では、断魂門が十もの問派を壊滅状態にしていた。
白風夕らは、断魂門の黒幕について調べを始める。
『黒豊と白夕』６話ネタバレあらすじ
引用元：『且試天下』Baidu百科
断魂門の狙いは何なのかそれぞれに考える豊蘭息と白風夕。
断魂門は、多くの門派を滅ぼしていたが、実は韓家、鉄家、軒えん宗、馬家を狙っていたのだ。
これは兵、薬、布陣、馬を手に入れるためだ。
強い軍隊で世の中を牛耳るためである。
様々な情報から、「断魂門は強力な軍隊を作ろうとしている」と豊蘭息と白風夕は悟った。
そして次の標的は冀州の馬家であると導き出した。
そんななか、雍州では王宮主催の秋の狩猟大会が行われていた。
それは実質、鳳棲梧(ほうせいご)の婿選びの場だ。
鳳棲梧は三人の皇子を評価する。
- 豊萇は動物の子を使い冷酷な人物。
- 豊莒は功名心にかられている人物。
- 豊蘭息は聡明ながら病弱な女子のような人物。
しかしその後、豊蘭息は数匹の狼に囲まれていた鳳棲梧を救出し、彼女は豊蘭息の勇ましい真の姿に気づく。
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豊蘭息は撒き餌という知恵を用いて鹿をおびき寄せ、狩りで功績を上げた。
雍州王は豊蘭息の実績を認め、剣を授け褒章した。
鳳棲梧は豊蘭息の正体を探り、信頼に足ると考え忠誠を誓うのだった。
一方白風夕は、馬家に赴き襲われることを伝え、「罠を仕掛ける」と告げるのだった。
馬家を襲った断魂門を迎え撃ち、無事に馬家を救った白風夕ら天霜門。
しかしこれで断魂門が諦めるとは思えない。
「無辜の民を犠牲にしない」と白風夕は心に誓う・・。
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『こくほうとはくせき』7話ネタバレあらすじ
引用元：『且試天下』Baidu百科
白風夕ら天霜門は、断魂門が再び襲ってくると待ち構えていた。
馬家にいる白風夕ら天霜門に加勢するため豊蘭息は、知恵を絞る。
朝議の場で「民にも武力を与えるべきだ」と進言する豊蘭息。
豊蘭息の言葉に激怒した雍州王は、半月の禁足を命じる。
しかし雍州王は表向きは非難したが、豊蘭息の意見を評価していた。
15歳から王宮を出て療養していた豊蘭息。
継母から何回も毒を盛られ、それから逃れるため病弱を装い、静かに時を待っていたのだ。
豊蘭息のみが正室・倚歌(イカ)公主の嫡子だった。
わざと禁足を命じられるようにした豊蘭息は、黒豊息として急いで冀州へ向かう。
その頃、馬家では断魂門の強者らがまとめて、天霜門門徒に襲いかかっていた。
そしてようやく黒豊息も救いに現れた。
@tencentvideo He saw the silk string cut on her and let the assassinators to pay back #WhoRulestheWorld #且试天下 ♬ original sound – Tencent Video
一気に形勢逆転し敵を全滅させる黒豊息。
そこに玉無縁も現れる。
”天下一の若君”玉無縁に興味しんしんの白風夕は、二人で会う約束をして黒豊息はなんとなく面白くない。
玉無縁を牽制してみた黒豊息だが、白風夕はどちらが強いか腕試しをしたいだけだった。
美しい山と川のなかにある天支台で会う白風夕と玉無縁。
こっそり見守る黒豊息。
白風夕「手合わせしたい」と川の対岸まで玉無縁と競争するのであった。
川面を蹴りながらくるくると舞い、二人は同時に着地する。
お互いを認め合い「また、会おう」と二人は清々しく分かれた。
雍州。
雍州王は三皇子にそれぞれ仕事を任せた。
大皇子・豊萇は吏部、二殿下・豊蘭息は工部、三殿下・豊莒は戸部と王が担当先を決めた。
「誰が王の胸中にあるのか？」と探る鳳棲梧であった。
『黒豊と白夕』8話ネタバレあらすじ
引用元：『且試天下』Baidu百科
狩猟大会で負けた豊莒は機会を狙って豊蘭息を蹴落とそうとたくらんでいた。
そして豊莒は、王命と偽って工部の帳簿検査を行う。
工部の尚書・鄭奎が陵墓の建造費である山陵銀を流用したという情報を得たからだ。
しかし事前に事情を聞いた豊蘭息は、ひそかに準備していた銀票で豊莒をやり込めるのだった。
「銀葉はかさばるから銀票に換えた」という余裕顔の豊蘭息に、慌てて「誤解だ」と返答する豊莒。
王に訴え、「三皇子の罪は軽く、しかし嘘を吹き込んだ百里尚書は厳罰に！」と申し出る豊蘭息。
こうして逆に豊莒の後ろ盾を潰す計画が成功した。
「この恨みは必ず晴らす」配下の王元と悔しさをにぎませる豊莒であった。
その頃白風夕は、船に乗り門下の者たちと水路で雍州の廉江を下っていた。
また豊蘭息も船上で治水工事の見学をしている。
荒れる波の上で船が大きく揺れる。
すると水のなかに幾人もの人影が映る。
すると突然その者たちは船底を壊し、船を沈没させるのだった。
川に投げ出される豊蘭息。
幼い豊蘭息が映し出され、同じように水のなかで溺れている。
その時、母である倚歌公主が手を伸ばして救いにくる。
しかしその手は届かない・・。
この事件の犯人は豊莒の側近・王元だった。
真相を知った豊莒は「弟の命まで奪う気はない」と激怒する。
王元は、大殿下の配下を使ったため、疑いは豊萇に向かった。
豊萇は陰謀だと訴える。
王は「二皇子を必ず探し出せ！」と豊萇に命じる。
水面に浮かぶ豊蘭息を救ったのは白風夕だった。
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意識のない豊蘭息を温めるため抱いて介抱する白風夕。
@tencentvideo They both pretend they don’t remember #WhoRulestheWorld #且试天下 #TencentVideo #YangYang#ZhaoLusi ♬ original sound – Tencent Video
白風夕は目覚めた豊蘭息に礼を言われ、麺を作ってあげる。
「誕生日には麺を食べるのよ」と母に教えられたこと思い出す豊蘭息。
そして「継母に盛られる毒のため鍾離が作る以外のものは食べたことがない」と語るのだった・・。
キャストの紹介と第1話のあらすじ
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