「灼灼風流」は、名優ウィリアム・フォンと「遊楽源」など人気作出演が続くジン・ティエン共演の宮廷ラブロマンス史劇です。
人気小説「曾風流」を実写化したもので、2023年に配信されました。
官吏を目指すヒロインの慕灼華(ジン・ティエン)と、憤死した仲間たちの恨みを晴らす定王・劉衍(ウィリアム・フォン)が身分の違いを乗り越えて、固い絆で結ばれていく物語です。
大人ロマンス史劇というにふさわしい人気実力派の二人と、脇を固めるキャストもピッタリな配役で、とても没入度の高いドラマとなっています。
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」のキャストや相関図、概要やあらすじを紹介します。
またどこで見れるのか放送・配信先も書きました。
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」はチャンネル銀河で放送中です。(2025年1月現在)
スカパー公式サイトはこちら灼灼風流~宮中に咲く愛の華~登場人物・キャスト
「灼灼風流」の登場人物・キャストを紹介します。
慕灼華(ぼしゃくか)/慕琦[ぼき]役:ジン・ティエン
- 江南一の富豪・慕家の七女
- 当主である父には慕琦の母他正妻や側女が十数人いる
- 官吏を目指し科挙を受ける
劉衍(りゅうえん)役:ウィリアム・フォン
- 南宸定王・皇帝の弟
- “虎”と恐れられる戦神
- 三万人の軍を率いた戦いで大敗し心身の打撃を受ける
沈驚鴻(しんきょうこう)役:シュー・ハイチャオ
- 慕灼華と同じく科挙を受け首席合格する
- 皇太子のお気に入り
劉皎(りゅうきょう)役:ワン・リークン
- 皇帝に愛される柔嘉公主
- 民のために慈悲を施す高貴な女性
- 婚約者が定王と供に戦い戦死
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」あらすじ
慕琦(ぼき)は、江南一の富豪の令嬢である。
しかしながら父には18人の妻がおり、生まれた子どもにも無関心であった。
幼いときから母に”男を頼りに生きる道はダメ”と教えられ勉学に励んできた慕琦。
慕琦は、慕灼華(ぼしゃくか)と名を変え、女性ながら官吏になる道を選ぶ。
嫁入り先だった県令の追っ手から逃れ、科挙受験のため帝京の花街に住み込む慕琦。
そして受験費用や生活費を稼ぐため医術で日々の賄いをたてる。
側室として主の寵愛をうけられなくなった慕琦の母は、あらゆる学問を琦に学ばせていたのだ。
琦は花街の人々の病を診るなか、隠密の調べをしていて毒にやられた定王を偶然に診ることになる。
琦が命の恩人であるにもかかわらず、過去のことから全てを疑う定王は、灼華も誰か敵対する人物の手先かと疑うのだった。
その後、灼華と名乗る琦は、見事に科挙に受かり官吏となって国のために働くようになる。
一方、定王は百戦錬磨の戦神だったにもかかわらず、拒馬河の戦で配下の裏切りにより自らの軍3万を全滅させてしまっていた。
敗戦後は隠遁し、毒で侵された身体でこの敗戦の裏にある陰謀を探っていた。
”皇帝の弟である定王は皇帝である息子にとって脅威である”と思っていたのが皇太后(皇帝の母)である。
そして裏切った配下は実は別にいて生きており、そこから真相を求める定王と皇太后側の新たな攻防が始まる。
ひょんなことから定王と縁を結ぶことになった慕琦は、自身の身を守るためにも定王に従うことにする。
琦は、科挙受験の同期である沈驚鴻や柔嘉公主に支えられ慕灼華として新たな人生を歩みだす。
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」相関図
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」日本放送・動画配信
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」テレビ放送
CS放送 チャンネル銀河 2024年12月12日(木)夜11時~
日本初放送です。
チャンネル銀河はスカパーから申し込めます。
スカパー公式サイトはこちら「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」動画配信
騰訊視頻 2023年8月19日~
RakutenViki(VPN利用)
「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」感想・レビュー
このドラマはねぇ、良いですよ♪
それほど期待しないで見始めましたが、中国でも静かに始まり徐々に人気が上がった!と知りました。
感想をキャストとストーリーにわけて書きます。
抑えた演技のウィリアム・フォンがセクシー
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
ウィリアム・フォン46歳とジン・ティエン36歳の大人ロマンスです。
(ジン・ティエンの演じる慕灼華は若い役かもしれないですけれど。)
ウィリアム・フォンの佇まいや眼差しが陰があり美しいです。
定王は、戦神とも呼ばれる王ですが、今は毒にやられていて心身ともに重荷を抱えており、「明蘭」の顧廷よう役のような猛々しさは隠されています。
そして灼華は、愛される時期の短い花より自らの力で立つ大木になりたいと願うヒロインです。
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
灼華と定王の二人は、お互い利益か害か見抜く丁々発止のやり取りから、お互いがその心根を知って尊敬し慕い合っていきます。
灼華が危機に際して智慧と要領良さで逃れていくのも面白いところです。
定王はいつもその上をいってるんですけどね。
そんな二人はすぐに好きすき~とはならず、落ち着いてそれぞれのために手を貸すという形で協力し合うようになるわけです。
毒で侵された身体のため定王が灼華への愛を抑えているところもジレキュンポイントです。
灼華が刺客に襲われているところを剣を投げ助けた定王。
灼華が走りよって行ったとき、”出た~~抱きとめくるくる~”と待ち構えましたが。
二人は腕を取り、お互いをじっと見つめそして抱き合いました。
いやこれがまた真に迫ってて良かったです♪
わかりやすいストーリー
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
ストーリーがややこしすぎないところも気に入ってます。
雰囲気的には「夢華録」とか「恋心は玉の如き」に似ています。
宮廷ドラマとしては、皇帝とその兄弟の対立の話で、中国ドラマファンにはおなじみの設定です。
違うのは皇帝が定王を牽制しているのではなく、周りの人物、母親がその世襲を安定なものにするため候補となる兄弟を牽制していった、ということです。
物語の序盤でそれは明かされるので、皇太后がでてくる度、「今度はなに悪さするのかな?」と見るわけです。
途中から恋のライバル登場も、夜華並みの氷結対応なので、ね、そこも面白いです。
結婚した女性は官吏は続けられない、という規則があるので、自分の気持ちを抑える灼華と、毒に侵された定王。
ゆっくりと進んでいくラブストーリーが楽しめます♪
サブキャストも笑える
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
灼華に仕える侍女が巨力です。
大食いで力持ち。
無邪気で、灼華の思惑のわからないところを視聴者に変わってなに?なぜ?と聞いてくれる役どころです。
侍女といえ灼華を姉のように慕い、灼華もまた巨力を妹のように思っています。
灼華は、大食いの彼女を食べさせるためにも頑張って働きます。
そんな可愛い巨力に惹かれるのが、定王の護衛の執墨です。
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
無口な執墨が巨力に食べ物を差し入れ喜ぶ姿を見て、嬉しい気持ちになってるのが微笑ましいのです。
もう一人の護衛の執剣は剣の達人ですが(す~ぐ剣を抜く)、全てにうとく恋愛関係にも関心ないのでいろいろなことを誤解するところが笑えます。
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
定王が灼華に対し憎からず思っているのに、全くわかっていません。
わかっているのは唯一人、執事のおじいさんなんですよね。
定王の婚姻と血統を残すことに命かけてます!
宮廷に置いても公主、第一王子と後々頼もしい味方になっていきます。
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
宮廷モノって虐めシーンが多くてストレスためることがありますが、このドラマはその点が見やすくていいです!
今までジン・ティエン、少し苦手かも?!と思っていた方も彼女を好きになる作品ではないかと思います。
引用元:チャンネル銀河「灼灼風流~宮中に咲く愛の華~」公式サイト
チャンネル銀河は、月額660円です。
RakutenVikiでも配信されています。
VPN利用で視聴可能です。